仏教と鎌倉 仏都鎌倉を楽しむ
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  • 安藤 嘉則(駒沢女子大学長)
講師詳細

「仏都」といわれる鎌倉。この地には禅宗や浄土宗などの、いわゆる本山といわれる名刹(建長寺や光明寺など)をはじめ、多くの寺々が集まっています。こうした仏都鎌倉には、日本の仏教を語る上で重要な意義をもつ場所があります。こうした視点で鎌倉の街を歩くとき、これまでにない発見があるのでは、と講師は考えます。
具体的には北鎌倉の建長寺・円覚寺・東慶寺などの歴史と夏目漱石や鈴木大拙などの参禅のこと、日蓮の精力的な布教(辻説法)と龍口法難のこと、極楽寺忍性の社会福祉事業のこと、明治初年まで神仏習合の典型的な形態を有していた鶴岡八幡宮寺のことなどについてお話します。
 鎌倉時代は、法然(浄土宗)・親鸞(浄土真宗)・栄西(臨済宗)、道元(曹洞宗)、日蓮(日蓮宗)、一遍(時宗)といった各宗祖が活躍した時代です。これらの鎌倉新仏教は現在の日本の仏教で大きな位置を占めていますが、本講座では「鎌倉時代」ではなく、中世から現代に至るまで、この「鎌倉」という空間において活躍した仏教者のこと、その活動拠点として寺院、その他重要な出来事について知識を深めていただきます。こうした仏教的教養の視点から鎌倉を歩くならば、今までにない鎌倉の旅が楽しめるのではないでしょうか。       (講師記)

この講座は終了しました
日程
2022/2/12
曜日・時間
土曜 13:30~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
設備費(税込)
165円

講師詳細

安藤 嘉則(アンドウ ヨシノリ)
1958年生まれ。東北大学文学部哲学科卒業。同大学院博士課程単位取得退学。専攻はインド哲学、仏教学。東方研究会専任研究員、曹洞宗宗学研究所所員、駒沢女子大学教授を経て、2020年4月より現職。著書に『遺教経に学ぶ』曹洞宗宗務庁、『中世禅宗文献の研究』図書刊行会、共著に『仏教入門』池田書店、『仏教行事散策』東京書籍、『仏教と仏事のすべて』主婦の友社、『道元思想のあゆみ3・江戸時代』吉川弘文館、『原典で読む原始仏教の世界』東京書籍ほか。