道元「正法眼蔵」を読む 「坐禅箴」巻
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  • 石井 清純(駒澤大学教授)
講師詳細

 道元禅師の実践の特徴は、「只管打坐(ただ坐る)」という言葉で端的に表現されます。それは、自分自身の仏としての本質と、周辺世界とのつながりを、坐禅によって表現することです。道元禅師の坐禅は「仏を目指す」、つまり悟るための修行ではないのです。
このように何かを求めることのない坐禅は、唐代の禅僧である薬山惟儼の「非思量」の公案を淵源としているのですが、この話を冒頭において道元禅の特徴を詳細に説き示しているのが、「坐禅箴」巻です。
 この講座では、初回に道元禅師の坐禅観の特徴を俯瞰したあとで、この巻を繙いていきます。唐代の禅者たちの坐禅の逸話を特徴的に解釈してゆく様子を味わっていければと思っています。(講師記)
※初回は、イス坐禅も体験していただく予定です(10分程度)

第1回  道元禅の特徴と中国宋代の禅 ―看話禅・黙照禅と道元禅―
第2回  「坐禅箴」巻を読む(1) ―かわらを磨いて鏡にできるか―
第3回  「坐禅箴」巻を読む(2) ―車を打つか、牛を打つか―
第4回  「坐禅箴」巻を読む(3) ―坐禅を学ぶか坐仏を学ぶか―
第5回  「坐禅箴」巻を読む(4) ―宏智禅師と道元禅師の「坐禅箴」―
第6回  「坐禅箴」巻を読む(5) ―道元禅師の坐禅観―

初回のみの受講も可能です。
「道元禅師の坐禅観  ―宋代の禅と「非思量の坐禅」―」の講座ページからお申込みください。

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この講座は終了しました
日程
2022/4/27, 5/25, 6/22, 7/27, 8/24, 9/28
曜日・時間
指定の 水曜 10:30~12:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
設備費(税込)
990円

講師詳細

石井 清純(イシイ キヨズミ)
1958年生まれ。駒澤大学仏教学部卒、駒澤大学仏教学部教授。2000年にはスタンフォード大学客員研究員を務めた。専門は道元禅の思想的研究。代表的な著書は、『禅問答入門(角川選書)』(角川学芸出版、2010年)、『道元 ―仏であるがゆえに坐す―』(佼成出版、2016年)など。