ヨーロッパの誕生  中世の幕開け トゥール・ポワティエの決戦

  • トレド遠景
  • 倉橋 良伸(電気通信大学講師)
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まずは、西ローマ帝国滅亡後の西欧世界について概観しておきましょう。各地にゲルマン人の王国が群雄割拠した後、次第に現在のイギリス・フランス・スペインが姿を現します。そのスペインには西ゴート王国が成立し、カトリックを受容することで国力を充実させ繁栄を迎えます。ところが、北アフリカを征服したイスラーム勢力が、遂にジブラルタル海峡を越えて、ヨーロッパに襲来します。これこそが、真の意味でのヨーロッパ成立の契機でもありました。西ゴート王国は崩壊し、代わってフランク王国が彼らを迎え撃つことになります。それまでのフランク王国は、フランスからドイツに至る広大な地方を支配したものの、統合と分離を繰り返していました。その後、西欧を統合する大勢力に発展していき、やがてカール大帝を登場させます。 (講師記)

回  日 程   テ  ー  マ
1  4/1   ローマ帝国滅亡後の西欧 ゲルマン諸王国の興亡 
2  4/15   西ゴート王国の繁栄 王都トレドの栄光
3  4/29   西ゴート王国の滅亡 イスラーム勢力の襲来
4  5/20   フランク王国の台頭 ガリアの覇者への道
5  6/3   フランク王国の混迷 メロヴィング朝の統合と分離
6  6/17   トゥール・ポワティエの戦い 天下分け目の戦い

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受付一時中止
日程
2020/4/1, 4/15, 4/29, 5/20, 6/3, 6/17
曜日・時間
第1・3・5 水曜 10:30~12:15
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
設備費(税込)
990円
持ち物など
★4月29日(第5水曜)講座を行います。
その他
★授業は12時半ごろまで延長します。 
★教室を変更することがございますので、各日掲示板でご確認ください。

講師詳細

倉橋 良伸(クラハシ ヨシノブ)
1962年生まれ。上智大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程単位取得。専攻は、後期ローマ・初期ビザンツ帝国史。著書に『地中海世界史Ⅰ 古代地中海世界の統一と変容』、『歴史学の現在5 再生する終末思想』(以上共著・青木書店)、『古代地中海世界 古代ギリシア・ローマ史論集』(共著・清水弘文堂)、『彷徨-西洋中世世界』(共著・南窓社)、『躍動する古代ローマ世界』(編著・理想社)など。