チェコ史の中の「ユダヤ人」

  • 篠原 琢(東京外国語大学教授)
講師詳細

チェコの作家、ミラン・クンデラは、「中央ヨーロッパの悲劇」と題するエッセイで次のように書きました。「ユダヤ人たちは、中央ヨーロッパ精神の集約された形であり、彼らの運命のうちに、中央ヨーロッパの命運が集約され、映し出されている。」この文はいったい何を意味するのでしょうか、そしてそもそも「ユダヤ人」とは、どのような人たちなのでしょうか。そのような考察に引き続き、中央ヨーロッパにおけるユダヤ文化の破壊とその記憶について考えます。
1. チェコと中央ヨーロッパの歴史のなかの「ユダヤ人」とユダヤ文化
2. チェコ社会とホロコーストの記憶

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日程
2019/7/13, 7/27
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
2回
受講料(税込)
会員 6,264円 

講師詳細

篠原 琢(シノハラ タク)
1964年生まれ。東京大学大学院文学修士取得(西洋史学)。プラハ・カレル大学に留学。現在、東京外国語大学総合交際学研究院教授。専門分野は、中・東欧近現代史、特にチェコの歴史。著書に、『ドナウ・ヨーロッパ史』(共著・山川出版社)、『七つの都市の物語』(共著・NTT出版)、『東欧の20世紀』(共著・人文書院)、『歴史的ヨーロッパの政治社会』(共著・山川出版社)、『国民国家と市民-包摂と排除の諸相』(共著・山川出版社)などがある。