芭蕉、野ざらしの旅へ 「野ざらし紀行」を読む

  • 浅生田圭史さん
  • 浅生田 圭史(「古志」元編集長)
講師詳細

江戸日本橋で俳諧の宗匠として得意の絶頂にあった芭蕉が、隅田川の対岸、草深い深川に居を移しました。そしてその数年後、芭蕉は最初の俳諧の旅(『野ざらし紀行』の旅)に出ます。これらのことが、俳聖芭蕉誕生のきっかけになったこと、それのみならず、俳諧を芸術の域に押し上げ、現代の俳句隆盛の礎になったことは、よく知られています。
しかし、これだけでは単なる知識であり、教養です。
俳句にとって最大の転換点とも言えるこれらの出来事を、知識や教養で終わらせてしまってはもったいない。できることなら、その瞬間の芭蕉の心の中を覗いてみたい、芭蕉の心に起きた変化を私たちの心の中で再現したい、芭蕉を体感したい、そのように思います。
この講座では、芭蕉最初の紀行文である『野ざらし紀行』の鑑賞を中心に、深川隠棲から野ざらしの旅に出るまでの芭蕉の俳句の分析、野ざらしの旅の成果の一つである歌仙(連句)を紐解きます。(講師記)

回 テーマ
1、 芭蕉に何が起こったか(深川隠棲の本質を探る)
2、 『野ざらし紀行』を読む その1
3、 『野ざらし紀行』を読む その2
4、 『野ざらし紀行』を読む その3
5、 『野ざらし紀行』を読む その4
6、 歌仙「狂句こがらしの巻」を読む

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み
日程
2021/4/2, 5/7, 6/4, 7/2, 8/6, 9/3
曜日・時間
第1 金曜 13:30~15:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
設備費(税込)
990円
持ち物など
☆テキスト「芭蕉紀行文集」(中村俊定校注)(岩波文庫)(660円+税)を各自でご用意ください。
その他
☆教室が変更になる場合があります。当日、ロビー掲示板にてご確認ください。

講師詳細

浅生田 圭史(アサオダ ケイジ)
1964年横浜生まれ。平成6年より長谷川櫂(古志)に師事。著書に句集「獅子」、評論集「俳句の時代」。