「とはずがたり」の歴史と虚構を味わう
  • 教室開催

  • 三田村 雅子(フェリス女学院大学名誉教授)
講師詳細

中世女流日記文学の異色の作品として名高い「とはずがたり」は後深草院の宮廷に仕えた二条という女性の赤裸々な恋愛記録であると共に、その出家・遍歴の記録としても知られている。この興味深い作品を、中世の皇統対立や蒙古襲来の時代の移り行きと共に味わい、意味づけて、時代の転換期の中の宮廷日記文学のありようを考えたい。そこに一人の女のしたたかさと寄る辺なさを浮かび上がらせていくことが目標である。(講師記)

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日程
2021/7/6, 7/20, 8/3, 8/31, 9/7, 9/21
曜日・時間
第1・3・5 火曜 10:30~12:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
教材費(税込)
-
設備費(税込)
990円
持ち物など
※毎回プリントを配布する予定です。
※テキスト:『とはずがたり』(新潮古典集成)、または、岩波新古典文学大系『とはずがたり・たまきはる』

講師詳細

三田村 雅子(ミタムラ マサコ)
 1948年生まれ。早稲田大学大学院博士課程、フェリス女学院大学教授、上智大学教授を経て、現在に至る。専攻は物語文学、日記文学、『枕草子』。
朗読文化協会理事。
著書:『枕草子 表現の論理』『源氏物語感覚の論理』(いずれも有精堂)、『源氏物語 物語空間を読む』(ちくま新書)、『源氏物語絵巻の謎を読み解く』(三谷邦明との共著・角川選書)、『源氏物語を読み解く』(秋山虔との共著・小学館)、1996年より2005年まで、河添房江・松井健児と共に雑誌『源氏研究』(翰林書房)を刊行。『天皇になれなかった皇子のものがたり』(新潮社・とんぼの本)、『記憶の中の源氏物語』(新潮社)。