雅楽 辟邪(へきじゃ)と雅(みやび) 講義と実演

  • 関幸彦氏
  • 関 幸彦(日本大学教授)
  • 野田 知宏(上野雅楽会)
  • 伊崎 善之(上野雅楽会)
  • 國本 淑恵(雅楽演奏家)
  • 佐藤 祐介(上野雅楽会)
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講師詳細

 雅楽は公家の式楽として古来、朝廷の儀式に彩りを与えて来ました。まさに古典芸能の核心といえます。武家の式楽が能楽であり、公武両方の世界を象徴するものといえます。表題の「辟邪(へきじゃ)」は古代中国の想像上の霊獣で、邪悪を避けるとされています。今回は上野雅楽会の協力を得て疫病退散を祈願したいと思います。
 「管絃」「歌」「舞」からなる日本最古の伝統芸能である雅楽は、世界最古のオーケストラとも言われています。その中の「舞」にスポットを当てます。大陸から伝わった舞を左舞、朝鮮半島から伝わった舞を右舞と呼びます。大陸系(左方)朝鮮系(右方)から伝わった舞では舞振りや装束の色なども大きく異なります。ここでは左方舞「蘭陵王(らんりょうおう)」をご覧いただきます。

【解説】関幸彦 【舞】野田知宏 【笛】伊崎善之 【篳篥】國本淑恵 【笙】佐藤祐介

お申し込み
日程
2021/5/15
曜日・時間
土曜 13:00~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,993円 一般 5,093円
設備費(税込)
165円
その他
※この講座の受講料には音楽使用料が含まれています。

講師詳細

関 幸彦(セキ ユキヒコ)
 1952年生まれ。学習院大大学院人文科学研究科博士課程修了。学習院大助手を経て、現在、日本大学文理学部史学科教授。専攻は日本中世史。著書に『研究史地頭』(吉川弘文館)、『蘇る中世の英雄たち』(中央公論新社)、『武士の誕生』(NHK出版)、『承久の乱と後鳥羽院』(吉川弘文館)、『百人一首の歴史学』(NHK出版)、『鎌倉殿誕生』(山川出版社)、『東北の争乱と奥州合戦』(吉川弘文館)、『武蔵武士団』(編著・吉川弘文館)、『その後の東国武士団:源平合戦以後』(吉川弘文館)、『武士の原像ー都大路の暗殺者たち』(吉川弘文館)、『「国史」の誕生』(講談社)、『敗者たちの中世争乱』(吉川弘文館)など。
野田 知宏(ノダ トモヒロ)
愛知県出身。鶴見大学、同大学院卒。文化財学修士。雅楽は大学在学時より始め、篳篥および雅楽全般を安倍季昌、山田文彦、左舞を東儀俊美各氏に師事。上野雅楽会代表。白山雅楽会篳篥講師。
伊崎 善之(イザキ ヨシユキ)
高校入学時より龍笛を始め、東京芸術大学音楽学部を卒業。卒業後に芝祐靖氏に横笛を師事。伶楽舎に所属し、古典から現代曲など様々な演奏に携わる。
國本 淑恵(クニモト ヨシエ)
篳篥を三浦進、高桑賢治、東儀秀樹、各氏に師事。国内では熊本県芸術文化祭オープニングステージ「ふるさとは水清く…」に出演の他、中国雲南省やモンゴル、南米、アメリカ各地で演奏。性別を問わず篳篥を指導、雅楽の普及に努める。目白浄清楽雅楽教室篳篥講師。雅楽団体「伶楽舎」所属。
佐藤 祐介(サトウ ユウスケ)
「雅」な世界に憧れて、15歳より雅楽を学ぶ。笙の「合竹」による和音の玄妙な響きと深い呼吸を追求。また、福祉領域における対人相談援助業務に専門職として従事し、雅楽の思想的基盤の一部でもある「存在の全き生成化育」というテーマを、「相談援助技術」に統合的に体現することを目指した「楽道」の実践を日々錬磨する。