• トライアル可

英文聖書でパウロ書簡を読む
  • 教室開催

  • Tyndale 手の下の2行は「ローマの暗闇をこの光によって散らすためには、  故郷と生命を失っても私はかまわない」。
  • 牧内勝講師
  • 牧内 勝(恵泉女学園大学名誉教授)
講師詳細

  “Galatians”(ガラテヤ人への手紙) を読んでいます。パウロの信仰思想を理解する上で重要な書簡です。
 テキストは英文聖書の金字塔KJV /AV 『欽定訳聖書』(1611)と、定評ある現代訳NRSV (1989)を左右に並べて編集されたパラレル・バイブルを使います。400年にわたり広く愛読されて来た欽定訳新約聖書は実にその9割がティンダル(Tyndale) の訳です。ギリシア語原典にfaithfulな英訳であるだけでなく、contextを配慮した発話utteranceとして翻訳しているため、文章が生き生きとし、読者の心に訴えます。ローマ教会の支配下で聖書の英訳が禁止されてい たにも関わらず、殉教を恐れず英訳したのは、パウロの篤い信仰と捨身の伝道に深く感動したからに相違ありません。その感動が読む者の胸を熱くします。古典ゆえ難解語句もありますが、それは右側の現代訳が助けてくれます。
 毎回、「語句説明」(難しい語句を原典と照合して説明)と「内容解説」(欽定訳と原典に基づく和訳と注解)の両者を含むハンドアウトを配布します。クラスでは問題点を議論し、聖句の正しい解釈を目指します。 (講師・記)

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この講座は終了しました
日程
2022/7/13, 7/27, 8/24, 9/14, 9/28
曜日・時間
第2・4 水曜 13:30~15:30
回数
5回
受講料(税込)
会員 17,600円 
設備費(税込)
825円
持ち物など
<テキスト>「Galatians」※教材コーナーにて販売
その他
・8/10はお休みです。

講師詳細

牧内 勝(マキウチ マサル)
青山学院大学・大学院、イリノイ大学(Univ. of Illinois)大学院で、英米文学、英語学、言語学を学ぶ (Ph.D.)。Harvard, Lancaster, Cambridgeの各大学で、研究員を歴任。若い頃から英文聖書に親しみ、近年はとくに言語学、中でもPragmaticsの知見を活かした聖書研究行っている。著書に『ことばと人間』(共著、三省堂)、『注釈付き英文聖書を読む:「ルカ福音書」でたどるイエスの生涯』、『注解付き・英文聖書を読む:「ロマ書」でたどるパウロの信仰思想』(以上、教文館)。訳書に『解釈の理論―言述と意味の余剰』(ポール・リクール著)ヨルダン社がある。