和歌文学を味わう

  • 辻 勝美(元日本大学教授)
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長い歴史をもつ和歌は、どうして今日に至るまで生き続けてきたのでしょうか。古代から中世・近世、そして近代・現代の各時代において、その担い手となった歌人たちは、どのように和歌と向き合い、それぞれの心を表現しようとしたのでしょうか。日本の文化を考えるうえでも重要な和歌の伝統、歴史について、とくに「歌仙」として仰がれた主要歌人をとりあげ、その人生のありようと和歌の表現世界の魅力を探り、1首ずつ丁寧に読み解いてみたいと思います。
今回は、前回の講座に引き続き、『万葉集』から『新古今集』に至る和歌の歴史的な流れをたどって行きます。とくに『百人一首』にも選ばれた天皇・上皇や、親子関係にある歌人たちをとりあげ、それぞれの家の文化活動と、和歌の歴史の中で果たした役割などについて考えてみましょう(講師・記)

<各回の内容>
7/8  天智天皇・持統天皇……『万葉集』における古代の帝王たちの和歌を読む。
7/22 和泉式部・小式部内侍……宮廷社会の女房生活と和歌、男女の世界を探る。
8/26 清原元輔・清少納言……『枕草子』作者の父と和歌との関係を考える。
9/9  源経信・源俊頼……定家らが尊崇した歌人たちの表現、革新性を考える。
9/23 後鳥羽院・順徳院……承久の乱により配流された帝王たちの人生と和歌。

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この講座は終了しました
日程
2019/7/8, 7/22, 8/26, 9/9, 9/23
曜日・時間
第2・4 月曜 13:00~15:00
回数
5回
受講料(税込)
会員 14,580円 
持ち物など
※必要な資料は当日教室にて配布します。
その他
8月12日はお休みです。

講師詳細

辻 勝美(ツジ カツミ)
1949年生まれ。1972年日本大学文理学部国文学科卒業。1977年日本大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。日本大学文理学部助手などを経て、2017年まで日本大学文理学部教授。専攻は、中世日本文学。和歌文学会会員。中世文学会会員。編著書に『新古今和歌集』(共著、1980年・有精堂)『長明方丈記抄・徒然草抄』(共著、1985年・新典社)、『松平文庫影印叢書』第11巻(共著、1997年・新典社)、『堀河院百首和歌』(共著、2002年・明治書院)、『建礼門院右京大夫集』(共著、2004年・勉誠出版)など。