名族の日本史 東海編

  • 関 幸彦(日本大学教授)
講師詳細

 地図と系図を座右に、歴史の新しい楽しみ方を味わいましょう。地域ごとに、その土地で活躍した氏族を取り上げ、中世から戦国時代、近世までを視野に、その興亡の歴史を辿ります。源平の合戦、南北朝の動乱、応仁の乱などのターニングポイントで、伸るか反るかをどう生き抜いたのか、名族たちの命運をかけた選択を考えます。
 今期は東海ブロックの名族たちについて話をします。南北朝の動乱期に浮上した一族の盛衰について整理したいと思います。斯波氏や細川は足利一門の名族であり、北畠氏は南北朝の動乱期に節を曲げず歴史に自己を主張しました。名族たちの盛衰を眺めてみましょう。初めての方も気楽にご参加ください。(講師記)

※2018年10月期開講。(各回のテーマは変更になる場合もございます。)

1 1/19 斯波氏-足利一門の名門で陸奥、出羽そして尾張、越前で覇権を握り守護大名として活躍。また室町幕府の管領として自己を主張した。その栄光と没落を考えます。

2 2/16 細川氏-三河出身のこの一族も足利一門として活躍、畿内や四国方面で勢力を拡大し、応仁の乱で戦国大名に転身、江戸時代まで続く名門の流れを考えます。

3 3/16 北畠氏-吉野の記憶を歴史に植えつけた闘う貴族の代表です。東北地方か伊勢あるいは大和まで足跡は豊かです。太平記で終わらない負けない敗れ方の見本が凝縮されている一族を眺めておきましょう。

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お申し込み
日程
2021/1/19, 2/16, 3/16
曜日・時間
第3週 火曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,910円 
設備費(税込)
495円

講師詳細

関 幸彦(セキ ユキヒコ)
 1952年生まれ。学習院大大学院人文科学研究科博士課程修了。学習院大助手を経て、現在、日本大学文理学部史学科教授。専攻は日本中世史。著書に『研究史地頭』(吉川弘文館)、『蘇る中世の英雄たち』(中央公論新社)、『武士の誕生』(NHK出版)、『承久の乱と後鳥羽院』(吉川弘文館)、『百人一首の歴史学』(NHK出版)、『鎌倉殿誕生』(山川出版社)、『東北の争乱と奥州合戦』(吉川弘文館)、『武蔵武士団』(編著・吉川弘文館)、『その後の東国武士団:源平合戦以後』(吉川弘文館)、『武士の原像ー都大路の暗殺者たち』(吉川弘文館)、『「国史」の誕生』(講談社)、『敗者たちの中世争乱』(吉川弘文館)など。