キリシタンの記憶をたどる

  • 川村 信三(上智大学教授)
講師詳細

400年前の日本。そこには不思議な出会いがありました。西洋に起源をもつキリスト教と日本の文化の出会いです。自然に任せれば全く交じり合う可能性もなかったこの二つの文化は日本史の中に確かな痕跡をのこしました。本講座では、従来「キリシタン史」として語り続けられた歴史をヨーロッパと日本のつながりを強く意識しながら、その特徴的なテーマを絞って多角的に読み解きます。(講師・記)

<各回テーマ>
第1回 キリシタン共同体の誕生―大友宗麟・慈悲の組・コンフラリア―
     
第2回 ヴァリニャーノの「順応」方針と天正遣欧使節

第3回 「キリシタンはなぜ迫害されたのか」―遠藤周作『沈黙』+映画『沈黙サイレンス』の考察

第4回 ペドロ・カスイ岐部の生涯から考える「殉教」

第5回 「秘跡の記憶」-潜伏キリシタンの希望と信徒発見の出来事(1865年)-

第6回 邪教観から「あこがれ」へ―近代日本におけるカトリックのイメージ変遷史―


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お申し込み
日程
2020/7/11, 8/8, 9/12, 10/10, 11/14, 12/12
曜日・時間
第2 土曜 13:00~14:30
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
設備費(税込)
990円
その他
※当初の日程から変更になっています。ご注意ください。

講師詳細

川村 信三(カワムラ シンゾウ)
1958年 神戸生まれ。ローマ・グレゴリアン大学で神学、アメリカ合衆国ジョージタウン大学で博士号(歴史学)取得。2010年から現職。著書「キリシタン信徒組織の誕生と変容」(教文館、2003年)、「時のしるしを読み解いて」(ドン・ボスコ、2005年)、「21世紀キリスト教読本」(教友社、2008年)、「戦国宗教社会=思想史」(知泉書館、2011年)、「キリシタン大名高山右近とその時代」(教文館、2016年)、その他編著・論文多数。NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』でキリスト教考証担当。スコセッシ監督『沈黙・サイレンス』で歴史監修など。