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東アジアの歴史から考える日本の近代 日本と中国①
- 加藤 聖文(国文学研究資料館准教授)
日本の近代は東アジアの近代史でもあります。本講座は日本の近代史を東アジアの歴史として考えるための視座を持つことを目的とします。第3期から第4期にかけては、日本と中国との歴史的関係を取り上げます。第3期は、明治の領土問題をめぐる日清関係のはじまりから日清戦争による力関係の変化、そして日露戦争後の満洲をめぐる相克の歴史を扱います。国際観と近代化の相違が両国の提携を不可能にし、やがて対立の時代へといたる要因を検証していきます。(講師・記)
各 回 の テ ー マ
1 中国的世界観と日本的世界観
2 朝鮮をめぐる日清対立
3 日清戦争と東アジア秩序の崩壊
4 清国内政改革の挫折と日清提携のまぼろし
5 「満洲」は誰のもの?
6 軍閥の時代と日本陸軍
-----全テーマ予定-----全4期で完結予定です。
第1期(2020年7~9月) …終了
日本と朝鮮①
第2期(10月~12月) …終了
日本と朝鮮②
第3期(2021年1~3月)
日本と中国①
第4期(4月~6月)
日本と中国②
注意事項
※感染拡大状況により変更の場合があります。
※営業時間等、最新の情報は横浜教室トップページ下段「お知らせ」をご覧ください。
- 日程
- 2021/1/13, 1/27, 2/10, 2/24, 3/10, 3/24
- 曜日・時間
- 指定の 水曜 10:30~12:00
- 回数
- 6回
- 受講料(税込)
- 会員 17,820円
- 設備費(税込)
- 990円
- 持ち物など
- 必要なレジュメは当日教室にて配布します。
※参考書・・・佐藤・五味・高埜・鳥海編『詳説日本史研究』(新版)(山川出版社)
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講師詳細
- 加藤 聖文(カトウ キヨフミ)
- 1966年愛知県生まれ。2001年早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史)専攻博士後期課程修了。現在、人間文化研究機構国文学研究資料館准教授。専攻は日本近現代史、東アジア国際関係史、アーカイブズ学。主な著書に、『「大日本帝国」崩壊』(中公新書)、『満蒙開拓団』(岩波現代全書)、『国民国家と戦争 挫折の日本近代史』(角川選書)、『満鉄全史』 (講談社学術文庫)、『海外引揚の研究 : 忘却された「大日本帝国」 』(岩波書店)ほか。