「平家物語」三十講

  • 伊藤 悦子(中世文学研究会会員)
講師詳細

 『平家物語』は、平家一門の滅びを通して歴史の転換期を描ききった、軍記物語の最高傑作です。この講座では、全30回で、物語の流れに沿って原文をじっくりと読み、権力の栄耀と暗闘・戦場の人間模様・女人達の悲哀・人の世の無常、それら全てを含みもった豊饒な世界の魅力に迫ります。諸本や当時の記録、絵画資料も参照しながら、史実との関係、人物の描かれ方、合戦に関する知識などについてもわかりやすく解説します。今期は、巻九の「小宰相身投」から、巻十一「副将被斬」「大臣殿被斬」までを読みます。日本が誇る一大叙事詩『平家物語』をぜひご一緒に味読しましょう。 (2019年10月開講)

1 1/8 巻十一「重衡被斬」 -仏罰と往生と-
2 1/22 巻十二「土佐房被斬」「判官都落」 -兄弟の決別-
3 2/12 巻十二「泊瀬六代」-行家と義憲-
4 2/26 巻十二「六代」「六代被斬」 -平家嫡々の終焉-
5 3/12 灌頂巻「大原入」「大原御幸」 -岩根ふみたれかはとはん-
6 3/26 灌頂巻「六道之沙汰」「女院死去」 -鎮魂の物語-

<各自ご用意ください>
テキスト:大津雄一・平藤幸編『平家物語 覚一本 全』(武蔵野書院)
※朝日カルチャーセンターでは取り扱っておりません。書店等でお求めください。(2,000円+税)

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み
日程
2021/1/8, 1/22, 2/12, 2/26, 3/12, 3/26
曜日・時間
第2・4 金曜 13:00~14:30
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
設備費(税込)
990円
持ち物など
テキスト:大津雄一・平藤幸編『平家物語 覚一本 全』(武蔵野書院) 2,000円+税
各自ご用意ください。(朝日カルチャーセンターでは取り扱っておりません。)
その他
(2019年10月期)開講。

講師詳細

伊藤 悦子(イトウ エツコ)
國學院大學大学院(文学研究科)満期退学。現在、博士論文執筆中。専攻は軍記物語を中心とした中世日本文学。特に軍記物語を題材とする絵画資料や伝承などの研究に取り組んでいる。屏風絵などの絵画資料の絵解きを専門とし、絵画資料から文学をひも解く新分野を開拓中。著書に『木曽義仲に出会う旅』(新典社)、『鍬形蕙斎画 近世職人尽絵詞 江戸の職人と風俗を読み解く』(共著、勉誠出版)