列島の古代史 ★日程変更あり。最新の日程をご確認ください★ 持統女帝論(Ⅰ) 誕生・即位・譲位

  • 荒木 敏夫(専修大学名誉教授)
講師詳細

 日本列島の古代史は、複雑で多様な展開を示しています。この講座は、大和・河内の倭王権の歴史とそれに協同、時に対抗した列島各地の歴史を織り交ぜながら、列島の古代の歴史を探ってみるものです。
 それは、古事記・日本書紀やその他の史資料の記述を確かめ、その意味を探ってみたり、各地の発掘にもとづく新しい事実を拾い集め、その意味を確かめたりする、少し手間のいることでもあります。新しく始まったこの講座は、日本古代史を改めて学び直してみたいと考えている方々の受講も歓迎いたします。

 天武・持統朝は、日本の歴史にとって大きな画期となるべき時期と考えられ、分けても持統朝は、近年、注目されるようになってきていますが、まだまだその評価は十分ではありません。
そこで、今期と次期(7月~9月)の2期を通じて、鸕野皇女・持統女帝の波乱に満ちた全生涯をたどり、古代王権史・律令国家形成史の中に位置付け、その画期的な意義を確かめてみたいと思います。
 今期4月~6月の6回の講義は、鸕野皇女の誕生(645年)から天武との婚姻、「大后」への立后、天武没後の「臨朝称制」、推古・皇極(斉明)に次いで3人目の女帝として正式に大王に即位し(690年)、その後、譲位(697年)にいたるまでの時期を対象にいたします。

1   持統女帝、即位前紀-鸕野皇女誕生から「大后」への立后まで 
2   鸕野「大后」の「臨朝称制」-天武没後の非常時の王権-    
3   大津皇子の「謀叛」事件と王位継承
4   持統女帝の即位-飛鳥浄御原令とその王権構想-
5   藤原宮と藤原京、そして吉野
6   譲位の決断-日本型王権の形成への跳躍台-



★はじめてお受けいただく方には、カラーの地図をお渡しできます。受付にてお申し出ください。

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み

注意事項

★パンフレット掲載の日程から変更があります。ご確認ください。
★6月は第5週も授業があります。

日程
2020/4/21, 5/19, 6/2, 6/16, 6/30, 7/7
曜日・時間
指定の 火曜 10:00~12:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
設備費(税込)
990円
その他
※必要な資料は当日教室にて配布します。
※2017年4月開講。時代を追って進めています。途中からの受講も歓迎です。

講師詳細

荒木 敏夫(アラキ トシオ)
1946年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程退学。1987年から専修大学文学部教授、同大学の文学部長、副学長を歴任。専攻は日本古代史。主な著書に、『日本古代の皇太子』(吉川弘文館、1985年)、『可能性としての女帝-女帝と王権-』(青木書店、1999年)、『日本古代王権の研究』(吉川弘文館、2006年)、『日本の女性天皇』(文庫版)(小学館、2006年)、『古代天皇家の婚姻戦略』(吉川弘文館、2013年)、『日本古代の王権』(敬文舎、2013年)。