「平家物語」を紐解く

  • 平藤 幸(鶴見大学講師)
講師詳細

 『平家物語』は、平家一門の滅びを通して歴史の転換期を描ききった、軍記物語の最高傑作です。この講座では、物語の流れに沿って原文をじっくりと読み、その豊饒な世界の魅力に迫ります。物語周辺の史料も参照しながら、史実との関係、人物の描かれ方、合戦に関する知識などについてもわかりやすく解説します。毎回丁寧に背景を説明しますので、途中から参加される方でもまったく心配ありません。今期はいよいよ完結編、巻十二と灌頂巻の名場面を取り上げます。その都度前後を確認しますので、取り上げた章段以外の箇所も多く読みます。平家一門の滅びの物語でもあり、救いの物語でもある『平家物語』の終わり方を、ぜひご一緒に味わいましょう。

③各回のテーマ
第一回 7/12 巻十二 「土佐房被斬」「判官都落」―義経退場
第二回 7/26 巻十二 「六代」―平家狩り
第三回 8/9 巻十二 「六代被斬」―平家断絶
第四回 8/23 灌頂巻 「大原入」「大原御幸」―建礼門院のその後
第五回 9/13 灌頂巻 「六道之沙汰」―生きながらの六道輪廻
第六回 9/27 灌頂巻 「女院死去」―平家鎮魂


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この講座は終了しました
日程
2019/7/12, 7/26, 8/9, 8/23, 9/13, 9/27
曜日・時間
第2・4 金曜 13:00~14:30
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,496円 
持ち物など
テキスト:大津雄一・平藤幸編『平家物語 覚一本 全』(武蔵野書院)
※教材カウンターで取り扱っています(税込1,700円) (定価は2,000円+税)
その他
今期(2019年7月期)で読了します。

講師詳細

平藤 幸(ヒラフジ サチ)
1975年、山形県生まれ。鶴見大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、鶴見大学・早稲田大学非常勤講師。専門分野は日本中世文学・軍記物語。著書『平家物語 覚一本 全』(共著。武蔵野書院 2013年)、『中世文学十五講』(共著。翰林書房 2011年)。論文「萩明倫館旧蔵長門本『平家物語』首両巻をめぐって」(『軍記物語の窓 第五集』〈和泉書院 2017年〉)、「与一射扇受諾本文の諸相」(『文化現象としての源平盛衰記』〈笠間書院 2015年〉)など。