南北朝・室町時代史 室町の平和
  • 教室開催

  • 木村 茂光(東京学芸大学名誉教授)
講師詳細

 本講座は、前の講座「鎌倉時代史」の継続として、南北朝内乱から室町幕府の成立とその動揺までの約130年の歴史を扱う。60年間という長い内乱を経て、14世紀末から15世紀の初め、足利義満の時代に「室町の平和」と称される安定した時期を迎えるが、それも長くは続かず、東国の政治的混乱を経過して1467年には応仁の乱という大乱が勃発したことはよく知られている。
 60年間も続いた内乱の要因、義満の政治・外交の特徴、そして幕府体制の動揺から応仁の乱に至る過程を、「南北朝の内乱」・「室町の平和」・「動乱の時代へ」の3つに区分して講義する。
その際、ともすると京都・畿内の政治の説明が中心になりがちだが、本講座ではそうならないよう、極力東国の政治情勢を加味しながら講義することを目指したいと思う。
 今期は、南北朝合一を実現することによって政治的安定期を迎えた3代将軍足利義満の政治と外交の特徴を中心に、その後の義政・義持期の政治の動揺を東国の政治情勢の変容に焦点をあてて解き明かすことにしたい。(講師・記)  

※カリキュラムが当初の予定より変更になりました。
2021年7月期開講。全4期12講。随時、途中受講が可能です。
                                
<カリキュラム>
Ⅱ 室町の平和
第1回 義満政権の政治と外交
第2回 義政・義持と東国の政治情勢
第3回 北山文化と東山文化

◇「南北朝・室町時代史」 全テーマ
<2021年7月期> ※終了しました。
Ⅰ 南北朝の内乱
第1回 建武政権の成立と東国
第2回 室町幕府の創設
第3回 南北朝の内乱

<2021年10月期> ※()内は講座日です。
Ⅱ 室町の平和
第1回 義満政権の政治と外交  (2021年10月26日)
第2回 義政・義持と東国の政治情勢 (2021年11月23日)
第3回 北山文化と東山文化  (2021年12月28日)

<2022年1月期>
Ⅲ 惣村と諸産業の発展
①惣村と一揆の時代
②諸産業の発展と都市の成熟
③寄合の文化と文化の地方伝播

<2022年4月期>
Ⅳ 動乱の時代へ
 ①室町時代の蝦夷と琉球
 ②室町幕府と鎌倉府の対立
 ③享徳の乱から応仁の乱へ

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み
日程
2021/10/26, 11/23, 12/28
曜日・時間
第4 火曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,910円 
設備費(税込)
495円

講師詳細

木村 茂光(キムラ シゲミツ)
1946年生まれ、大阪市立大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、東京学芸大学名誉教授。専門は日本中世史、前近代農業史。主な著書・編著に、『日本古代中世畠作史の研究』(校倉書房)、『ハタケと日本人』(中公新書)、『「国風文化」の時代』(青木書店)、『初期鎌倉政権の政治史』(同成社)、『日本初期中世社会の研究』(校倉書房)、『日本中世百姓成立史論』(吉川弘文館)、『中世社会の成り立ち』(吉川弘文館)など、新著に『頼朝と街道-鎌倉政権の東国支配-』(吉川弘文館)、『歴史から読む『土佐日記』(編著、東京堂出版)がある。