能と源氏物語 
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  • 松岡 心平(東京大学名誉教授)
講師詳細

日本人の美意識の基底を形成してきた、二つの大きなメディアとしての『源氏物語』と能。能はもちろん400年以上前に書かれた『源氏』の影響を大きく受けてきた。そして『源氏』を素材にした多様な能が産出されるが、今度の講座では、『源氏』の中の薄幸な女性夕顔を主人公とする対照的な作品「夕顔」と「半蔀(はじとみ)」を取り上げてみよう。そして、主として、立花(りっか)供養(くよう)のような特別演出がなされ、花と人間の中間のような形で主人公があらわれる「半蔀」を考えていってみよう。(講師・記)

この講座は終了しました
日程
2021/7/17, 8/21, 9/18
曜日・時間
第3 土曜 15:30~17:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,999円 一般 13,299円
設備費(税込)
495円
その他
この講座の受講料には音楽使用料が含まれています。

講師詳細

松岡 心平(マツオカ シンペイ)
東京大学名誉教授、能楽研究者。1954年生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科国語国文学専門課程博士課程修了。専門は能・世阿弥を中心とする中世芸能。国文学研究資料館助手、東京大学文学部専任講師、同教養学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科教授を歴任。 能の研究上演団体「橋の会」の運営委員を務めた。一般財団法人「観世文庫」理事。著書に、『宴の身体-バサラから世阿弥へ-』(岩波書店1991年)、『能-中世からの響き-』(角川書店 1998年)、『中世を創った人びと』(新書館2001年)、『中世芸能を読む』(岩波書店2002年)、『世阿弥を語れば』(岩波書店2003年)、『能 大和の世界』(山川出版社2011年)、 『能の見方』(角川学芸出版2013年)、『中世芸能講義』(講談社2015年)など。