世界各地の美術館・博物館に収められている、またヨーロッパの聖堂内を飾っている絵画や彫刻を深く理解するためにはキリスト教の知識が必要とされます。「何が描かれているのか」を正確に知ることによって、美術鑑賞の楽しみも増すことでしょう、本講座では、各回、旧約・新約聖書を中心にテーマを設け、スライドを用いて詳しく解説します。また同時に、キリスト教の理解を深めることを目指します。　
　今期は、最後の審判などキリスト教の重要なモティーフ、動物や植物などの自然、神学のような学問、信仰・希望・愛のような道徳についての寓意的表現、そして十字架のような象徴についてお話します。　（講師・記）

＊2022年7月開講。全９講。随時、途中受講が可能です。

＜今期のテーマ＞
　１月　　７）最後の審判、天国・煉獄・地獄
　２月　　８）象徴と寓意（１）――自然と時間
　３月　　９）象徴と寓意（２）――学芸と道徳

＜全テーマ＞
　７月　　１）キリスト教と図像、旧約聖書の物語
　８月　　２）旧約聖書の族長・王・預言者
　９月　　３）イエス・キリスト
１０月　　４）聖母マリア
１１月　　５）キリストの使徒たち
１２月　　６）さまざまな聖人たち
　１月　　７）最後の審判、天国・煉獄・地獄
　２月　　８）象徴と寓意（１）――自然と時間
　３月　　９）象徴と寓意（２）――学芸と道徳

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