縄文の遺跡、弥生の遺跡 ムラの始まりから卑弥呼の館まで
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  • 設楽 博己(東京大学名誉教授)
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 青森県三内丸山遺跡を含む東北と北海道の縄文時代の遺跡が世界遺産になりました。一方、佐賀県吉野ケ里遺跡は修学旅行で行ったことのある第1位の遺跡です。東北と九州という日本の東と西に縄文時代と弥生時代の著名な遺跡があるのは、なぜでしょうか。この講座では、世界遺産の遺跡を含む縄文と弥生6つずつの日本を代表する遺跡を選び、スライドを使ってくわしく紹介しながら、集落の住まいと墓、食事、祭りなどの暮らしぶりを比較することによって、二つの文化の特徴をあぶりだします。その違いがいかにして生まれ、日本列島を二分するような文化圏をそれぞれがいかにして築いていったのか、その理由をさぐります。実際に遺跡を探訪する際の手引きにしていただければ幸いです。(講師・記)

*2023年1月開講。1年12講。途中受講は随時可能です。

<今期のテーマ>
1.福井県鳥浜貝塚(縄文草創期~前期)
縄文時代にもはやくから植物栽培がおこなわれていたことがわかった遺跡。近年のこの分野の研究の進展をひもとく。
2.青森県三内丸山遺跡(縄文前~中期)
言わずと知れた、巨大な集落。高く盛り上げた土のマウンド、大量の土偶や800もの埋められた土器は何を物語るのだろうか。
3.千葉県加曽利貝塚(縄文中~晩期)
東京湾は貝塚の宝庫。加曽利貝塚はドーナツ状の巨大な貝塚が二つつながり8字形をした変わったムラで、社会組織をさぐる格好の素材。

<全テーマ>
1.福井県鳥浜貝塚(縄文草創期~前期)
縄文時代にもはやくから植物栽培がおこなわれていたことがわかった遺跡。近年のこの分野の研究の進展をひもとく。
2.青森県三内丸山遺跡(縄文前~中期)
言わずと知れた、巨大な集落。高く盛り上げた土のマウンド、大量の土偶や800もの埋められた土器は何を物語るのだろうか。
3.千葉県加曽利貝塚(縄文中~晩期)
東京湾は貝塚の宝庫。加曽利貝塚はドーナツ状の巨大な貝塚が二つつながり8字形をした変わったムラで、社会組織をさぐる格好の素材。
4.群馬県唐堀遺跡(縄文後~晩期)
ドングリ類のアク抜き処理施設が完全な形でみつかった。縄文時代の高度な植物加工技術を知る。
5.秋田県大湯環状列石(縄文後期)
巨大な石を遠くから運んで築いたストーンサークル。縄文後期に祖先祭祀がさかんになった証拠だ。
6.北海道カリンバB遺跡(縄文後期)
漆塗りのきれいな櫛を何本も頭にさした遺体が発掘された。縄文時代はたんなる平等な社会ではなかったのではないか。
7.山口県土井ヶ浜遺跡(弥生前期)
300体もの人骨がみつかった。それらの体格は縄文人と異なっていた。弥生文化がいかにして始まったのか、人骨はそれを解く鍵を秘める。
8.大阪府池上曽根遺跡(弥生中期)
農耕が支えた巨大な集落のまん中の巨大な建物は、神殿だという説で議論を呼んだ。大湯環状列石と比較して、別の解釈を下してみる。
9.群馬県岩櫃山鷹巣岩陰遺跡(弥生中期)
ふもとから400mも高い断崖絶壁に築かれた岩陰の墓は、どんな意味があるのだろうか。
10.島根県神庭荒神谷遺跡(弥生中期)
人里離れた山の斜面に358本もの銅剣が埋められていた。かたわらには銅鐸や銅矛も埋められていた。弥生時代のまつりの原点をさぐる。
11.佐賀県吉野ヶ里遺跡(弥生前~後期)
邪馬台国の所在地ともされる北部九州にある巨大な遺跡。副葬品を多量におさめた近隣の遺跡をまじえて、邪馬台国論を評価する。
12.奈良県纒向(まきむく)遺跡(弥生後期)
邪馬台国の所在地ともされる大和地方の纒向遺跡。所在地論争の軍配はどちらにあがるのだろうか。

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日程
2023/2/1, 3/1, 3/29
曜日・時間
水曜 15:30~17:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,910円 
設備費(税込)
495円

講師詳細

設楽 博己(シタラ ヒロミ)
1956年群馬県生まれ。静岡大学人文学部人文学科卒業、筑波大学大学院博士課程歴史人類学研究科文化人類学専攻単位取得退学。博士(文学)。専門は日本考古学(とくに縄文・弥生時代の文化と社会の研究)。国立歴史民俗博物館考古研究部助手・助教授、駒澤大学文学部助教授・教授、東京大学大学院人文社会系研究科教授を歴任。著書に『弥生再葬墓と社会』(塙書房、2008年)、『縄文社会と弥生社会』(敬文舎、2014年)、『弥生文化形成論』(塙書房、2017年)、『縄文vs.弥生』(ちくま新書、2022年)、共著に北条芳隆編『考古学講義』(ちくま新書、2019年)他多数。『顔の考古学―異形の精神史』(吉川弘文館、2021年)で第8回古代歴史文化賞大賞(2022年)を受賞。