プラトンとソクラテス

  • 納富 信留(東京大学教授)
講師詳細

 古代ギリシアの哲学者プラトンは、今日に至る西洋哲学の原点として、大きな影響を与えてきました。プラトン哲学の原点には、師のソクラテスが紀元前399年に不敬神の裁判にかけられて死刑になったという出来事があります。本講座では、ギリシアで成立した「哲学(フィロソフィア)」とは何だったのかを基本にもどって考えるために、ソクラテスとの関係からプラトン対話篇へのアプローチを探っていきます。裁判を舞台にした『ソクラテスの弁明』とソクラテスの死を描く『パイドン』(共に拙訳、光文社古典新訳文庫)を読むための、背景を一緒に考えていきたいと思います。(講師・記)

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注意事項

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日程
2019/8/10
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,240円 

講師詳細

納富 信留(ノウトミ ノブル)
1965年東京生まれ。90年東京大学大学院文学研究科修士課程修了、95年ケンブリッジ大学古典学部Ph.D.取得。九州大学助教授、慶應義塾大学文学部准教授、同教授を経て、現職。著書に『ソフィストと哲学者の間』(名古屋大学出版会)、『プラトン』(NHK出版)、『哲学の誕生』(ちくま学芸文庫)、『ソフィストとは誰か?』(ちくま学芸文庫、サントリー学芸賞)、『プラトン 理想国の現在』(慶應義塾大学出版会)、『プラトンとの哲学』(岩波新書)、訳書にプラトン『ソクラテスの弁明』(光文社古典新訳文庫)などがある。