エルヴィス・プレスリーとキリスト教

  • 『エルヴィス、最後のアメリカン・ヒーロー』 前田絢子著(角川選書 2007年)
  • 前田 絢子(フェリス女学院大学名誉教授)
講師詳細

 エルヴィス・プレスリー (1935-1977) は、アメリカ南部ミシシッピ州の田舎町テユペロの、貧しい労働者階級の家庭に生まれた。一人っ子として両親の深い愛情を受けて育ち、幼い頃から信仰深い両親につれられて教会に行き、ゴスペルに馴染んだ。プレスリー家が所属していた教会は、1914年にアーカンソーのホットスプリングスで結成された比較的新しい宗派で、それは20世紀はじめに起こった第三次宗教覚醒運動の中での熱狂的な福音運動から生まれたペンテコステ派に属していた。 本講座では、エルヴィスの音源にできるだけ多く触れながら、彼の宗教的バックグラウンドをアメリカの歴史そのものにたどりエルヴィス・ゴスペルの特徴や意味を探りたい。
 今回は、アメリカ南部の風土と歴史にちなんだもの、南部料理、南部名物を取り上げます。(講師記)

※「秋の講座案内」(冊子パンフレット)は6回となっていますが、5回に変更になりました。
※テーマは変更になる場合もあります。なにとぞご了承ください。

1 10/4 アラバマ州モントゴメリー: 南北戦争時の最初の南部同盟首都、そしてバス・ボイコット運動の舞台だつた。
2 11/1 お化けのように増殖する “Kudzu”:アメリカ南部の地形と気候、南部名物 “Spanish moss”
3 11/15 マグノリアと月光: マグノリアといえば南部美人の代名詞。降り注ぐ月光は、ムーン・シャイナーの上にも。
4 11/29 ケイジャン料理とクレオール料理: ニューオーリンズという場所
5 12/6 アメリカ南部少数派であるカトリック系だったスカーレット・オハラ




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日程
2019/10/4, 11/1, 11/15, 11/29, 12/6
曜日・時間
第1・3・5 金曜 10:30~12:00
回数
5回
受講料(税込)
会員 14,850円 
その他
※10/18はお休みです。

講師詳細

前田 絢子(マエダ アヤコ)
東京生まれ。早稲田大学文学部英文学科卒業。早稲田大学文学研究科博士課程修了。現代アメリカ文学・文化を専攻し、特にアメリカ南部研究に関わる。フェリス女学院大学教授を経て、現職。エルヴィス・プレスリーの研究家として知られ、1998年にミシシッピ大学で開催されたエルヴィス・プレスリー世界会議にはゲスト・スピーカーとして招かれて講演を行う。エルヴィス関係の著書やCDライナーノーツなど多数。著書に『エルヴィス雑学ノート』(ダイヤモンド社)、『ミステリー・トレインで行くスカーレットの故郷』(フェリス・ブックス)、『エルヴィス、最後のアメリカン・ヒーロー』(角川選書)、訳書に『エルヴィスが社会を動かした』(マイケル・T・バートランド、青土社)など。