ヘーゲル「精神現象学」を読む

  • 髙山 守(東京大学名誉教授)
講師詳細

ヘーゲルの主著であるとともに、内容豊かな哲学的論議の宝庫である『精神現象学』を、テクストに即して丹念に読みます。今回取り上げるのは、第五章いわゆる「理性章」の後半(B)および(C)です。そのテーマは、現実を見据えることの重要さです。私たちはしばしば、皆が幸せに過ごすことのできる社会が実現すればと願うでしょう。また、そうした社会で、誠実に、正直に生きられればすばらしいなどとも思うでしょう。しかし、そうした理想主義的な考えに対してヘーゲルは、総じて否定的で、あくまでも、現実を生きるということがどういうことなのかを、きびしく問いかけようとします。このヘーゲルの徹底した現実主義的な論議を今回講読します。(講師・記)*2018年4月開講 途中受講歓迎です。



■テキストにつきましては、初回にお教室でご案内いたします。
 ヘーゲル全集4『精神現象学 上巻』金子武蔵訳(岩波書店)

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注意事項

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、3/14、3/28休講⇒4/11、4/25補講⇒さらに、4月~5月休講。
■補講は6/13、6/27予定でしたが、特別講座で実施することが決まりました。詳細は、受講生へ案内済です。

日程
2020/1/25, 2/8, 2/22, 6/13, 6/27
曜日・時間
第2・4 土曜 15:30~17:00
回数
5回
受講料(税込)
会員 14,850円 
持ち物など
■テキストにつきましては、初回にお教室でご案内いたします。
ヘーゲル全集4『精神現象学 上巻』金子武蔵訳(岩波書店)

講師詳細

髙山 守(タカヤマ マモル)
 1948年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科単位取得退学。2013年3月まで東京大学教授。現在東京大学名誉教授。日本ヘーゲル学会元代表理事。カントからヘーゲルに至るドイツ近代哲学を基盤として、目下、因果論、自由論等を展開している。著書は、『ヘーゲルを読む-自由に生きるために-』(左右社)、『ヘーゲルを読む』(放送大学教育振興会)、『ヘーゲル哲学と無の論理』(東京大学出版会)、『因果論の超克-自由の成立に向けて-』(東京大学出版会)、『自由論の構築-自分自身を生きるために-』(東京大学出版会)。