「猿蓑」を読む 俳諧の到達点
  • 教室・オンライン同時開催

  • 浅生田圭史さん
  • 浅生田 圭史(「古志」元編集長)
講師詳細

元禄二年秋、みちのくへの旅を終えた芭蕉は、その後二年以上江戸に帰らず、近江や京を忙しく行き来しました。この間、情熱を傾けたのは『おくのほそ道』の執筆ではなく、芭蕉一門の撰集の出版を企画していた、弟子の去来、凡兆らへの指導・助言でした。そして元禄四年秋、後に「俳諧の古今集」と言われるようになる『猿蓑』が成立します。
「我翁行脚のころ、伊賀越しける山中にて、猿に小蓑を着せて、俳諧の神(しん)を入たまひければ、たちまち断腸のおもひを叫びけむ、あたに懼るべき幻術なり。これを元として此集をつくりたて、猿みのとは名付申されける」其角の寄せた序文(抜粋)です。
この講座では半年をかけて、この『猿蓑』を読み進めます。芭蕉が到達した高さに思いを馳せていただくことが目標です。そして、俳句を鑑賞する方にも、実際に作られる方にも、俳句の凄さを実感していただければこんなに嬉しいことはありません。
※2023年4月開講。半年間で学びます。

★5月は第2(5/12)10:00~11:30になります。

【予定】
7月:巻の四 春   8月:巻の五 歌仙「市中は」の巻  9月:巻の六 『幻住庵記』及び几右日記

〈ご案内事項〉
・本講座はZoomウェビナーを使用した教室でもオンラインでも受講できるハイブリッド講座です(講師は教室)。開講日の前日夜までに受講者の皆様に講座視聴URLとパスワード、および受講のご案内をメールでお知らせいたします。メールが届かない場合は、 【yk9yokohama@asahiculture.com】 までお問合せください。
・ソフトウェアを必ず最新版にアップデートの上ご覧ください。
・本講座は受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送りいたします。著作権保護のため、講座内で引用した映像は、アーカイブ配信ではカットする場合がございます。予めご了承ください。
・配布資料がある場合はメールでご案内いたします。郵送はしておりません。
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注意事項

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予めご了承ください。

教室でもオンライン(Zoom)でも受講できるハイブリッド講座です。
・本講座はZoomウェビナーを使用した教室でもオンラインでも受講できるハイブリッド講座です(講師は教室)。開講日の前日夜までに受講者の皆様に講座視聴URLとパスワード、および受講のご案内をメールでお知らせいたします。一週間のアーカイブ配信もあります。

日程
2023/7/7, 8/4, 9/1
曜日・時間
第1週 金曜 13:30~15:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 
設備費(税込)
495円
持ち物など
テキスト:岩波文庫「芭蕉七部集」を基本テキストとしますが、『猿蓑』が載っていれば、他のものでも差し支えありません。
      各自でご用意ください。
その他
☆教室が変更になる場合があります。当日、ロビー掲示板にてご確認ください。

講師詳細

浅生田 圭史(アサオダ ケイジ)
1964年横浜生まれ。平成6年より長谷川櫂(古志)に師事。著書に句集「獅子」、評論集「俳句の時代」。