数でまとめた仏教的生き方学 
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数でまとめた仏教的生き方学 「正法眼蔵37品菩提分法」を読む

  ブッダは教え上手です。迷いについての人間論も、悟りの「こころ学」についても簡潔に論理化し、体系的に整理して教えます。ギリシャの論理学は推論の論理学といわれ、インドのそれは証明の論理学といわれます。ブッダの説法の基本は、明晰な論理学で人間論・こころ学を整理し聞き手に「自我の混乱に気付かせる」教え上手なのです。そしてブッダは人間の迷いと悟りのしくみを整理する「こころ学」を三七項目提示しています。それを受けて道元さんは「生き方学」として「正法眼蔵三七品菩提分法(ほんぼだいぶんぽう)」に整理してくれました。たとえば目的意識を持つ事を念の力(念力)といいますが、「目的意識(念力)は鼻を引っ張られるようにその人は引きずられる力」なのだと説明します。
 今回はその人間論を学ぶ事にしましょう。(講師・記)

1) 四念住・・・・自我の汚れ・不浄に気付く
2) 四正勤(ごん)・・・・善悪に気付く
3) 四神足・・・・願心・目的意識の力
4) 五根・・・・・清らかさを願う力
5) 五力・・・・・人間力は人生の場面に働く
6) 七等覚支・・・知恵を喜び働く力
7) 八正道支・・・正見・正思・・・無心で受け取る力
8)   〃 ・・・正語・正業・・・欲のない言葉と行為
9)   〃 ・・・正命・正精進・・清らかな生活手段と努力
10)   〃 ・・・正念・正定・・・清らかな生活力と静寂な心の持続
11) 維摩居士の学び方
12) 悟りの生き方とは自己の人生をありがとうで飾る事なのさ
 
上記ブッダの生き方学で、人生の多様な関係性を生きる時、自らが清められ、他者も人間性の座標軸に立ち戻り清められるのです。この37項目が、あなたの人生の立位置として働き続ける時、その人も回りの人も清められ、世間も人生もよかったといえるものになるでしょう。

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お申し込み
日程
2021/10/5, 10/19, 11/2, 11/16, 11/30, 12/7, 12/21, 2/1, 2/15, 3/1, 3/15, 3/29
曜日・時間
第1・3・5 火曜 13:00~15:00
回数
12回
受講料(税込)
会員 35,640円 
設備費(税込)
1,980円
持ち物など
テキスト:当日、教室でお渡しします。(無料)

講師詳細

中野 東禅(ナカノ トウゼン)
曹洞宗総合研究センター講師、京都市龍宝寺前住職。ナムの会元総務。(日本臨床宗教師会顧問、日本生命倫理学会会員・死の臨床研究会会員)、(仏教系大学で生命倫理・死生学を担当)、著書に『死を生きた日々』『曹洞宗』『禅者山頭火』(以上四季社)、『すこやかな死を生きる』(雄山閣出版)、『生と死を学ぶ教室・・・別れの手紙』(佼成出版)、『道元百話』(東方出版)、『曹洞宗の常識』(朱鷺書房)、『あなただけの修証義』(小学館)『図解雑学・道元』(なつめ社)など。