ポエニ戦争から読み解くフェニキア・カルタゴ史

  • マルサーラから見た海
  • ハンニバルの胸像
  • 佐藤 育子(日本女子大学講師)
講師詳細

今期は紀元前の地中海世界の命運を決することとなったポエニ戦争を軸に話を進めたいと思います。118年に及ぶローマとの戦いは、最後はカルタゴの徹底的破壊で幕を閉じますが、実はこの三度にわたる戦争の前半の過程は、我々が経験した20世紀の二度の世界大戦とも酷似しています。英雄ハンニバルと好敵手スキピオなど、様々な人間関係に焦点をあてつつ、現在的な視点も含めてもう一度ポエニ戦争を見直したい思います。あわせてポエニ戦争に関連する遺跡も紹介します。

<今期のテーマ>
10/11 世紀の海戦-第一次ポエニ戦争と戦争勃発までの経緯
11/8 アルプスを越えて-第二次ポエニ戦争の名将ハンニバルと大スキピオ
12/13 カルタゴの「滅亡」-長い戦後と第三次ポエニ戦争


*テーマは予定です。状況により、変更することがあります。


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日程
2019/10/11, 11/8, 12/13
曜日・時間
第2 金曜 11:00~12:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,910円 

講師詳細

佐藤 育子(サトウ イクコ)
日本女子大学学術研究員・講師。筑波大学地中海・北アフリカ研究センター客員共同研究員。専攻は古代オリエントおよび古代地中海世界の歴史・文化史。古代地中海史をフェニキア・カルタゴ史の視点から再構築することを目指して、近年、地中海方面に残るフェニキア・カルタゴ関連の遺跡を訪れ、毎年現地調査を続けている。「古代カルタゴとローマ展」(2009年~2010年)、「ツタンカーメン展」(2012年~2013年)の日本側共同監修をつとめる一方で、共著に、歴史学研究会編『世界史史料1古代のオリエントと地中海世界』(岩波書店、2012年)、黒木英充編著『シリア・レバノンを知るための64章』(明石書店、2013年)、新刊に『通商国家カルタゴ』(共著・講談社学術文庫、2016年)などがある。