キリシタンの記憶をたどる バチカン所蔵史料からの最新報告
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  • 川村 信三(上智大学教授)
講師詳細

400年前の日本。そこには不思議な出会いがありました。西洋に起源をもつキリスト教と日本の文化の出会いです。自然に任せれば全く交じり合う可能性もなかったこの二つの文化は日本史の中に確かな痕跡をのこしました。本講座では、従来「キリシタン史」として語り続けられた歴史をヨーロッパと日本のつながりを強く意識しながら、その特徴的なテーマを絞って多角的に読み解きます。
今期は、バチカンに所蔵されている未解明資料からの報告です。バチカンには、日本の潜伏キリシタンに関する史料や宣教師の書き送った文書、ローマ教皇庁と日本政府との外交関係史など貴重な史料が数多く残されています。これまで詳細に内容を検討されることのなかった史料がこのたび再び脚光をあてられ、新しいキリシタン史が次々と浮かび上がってきました。今回は特に、教皇庁と日本人信徒との交流の実態を、天正遣欧使節派遣から、禁教、迫害、潜伏の期間を経て禁教令が緩和されるまで、時代をおって解説します。

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み

注意事項

2月19日のみ15:30~17:00で行います。ご注意ください。

日程
2022/1/22, 2/19, 3/26
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,910円 
設備費(税込)
495円

講師詳細

川村 信三(カワムラ シンゾウ)
1958年 神戸生まれ。ローマ・グレゴリアン大学で神学、アメリカ合衆国ジョージタウン大学で博士号(歴史学)取得。2010年から現職。著書「キリシタン信徒組織の誕生と変容」(教文館、2003年)、「時のしるしを読み解いて」(ドン・ボスコ、2005年)、「21世紀キリスト教読本」(教友社、2008年)、「戦国宗教社会=思想史」(知泉書館、2011年)、「キリシタン大名高山右近とその時代」(教文館、2016年)、その他編著・論文多数。NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』でキリスト教考証担当。スコセッシ監督『沈黙・サイレンス』で歴史監修など。