「平家物語」三十講

  • 伊藤 悦子(中世文学研究会会員)
講師詳細

 『平家物語』は、平家一門の滅びを通して歴史の転換期を描ききった、軍記物語の最高傑作です。この講座では、全30回で、物語の流れに沿って原文をじっくりと読み、権力の栄耀と暗闘・戦場の人間模様・女人達の悲哀・人の世の無常、それら全てを含みもった豊饒な世界の魅力に迫ります。諸本や当時の記録、絵画資料も参照しながら、史実との関係、人物の描かれ方、合戦に関する知識などについてもわかりやすく解説します。今期は、巻九の「小宰相身投」から、巻十一「副将被斬」「大臣殿被斬」までを読みます。日本が誇る一大叙事詩『平家物語』をぜひご一緒に味読しましょう。 (2019年10月開講)

1 9/25 巻九「小宰相身投」 -千尋の海へ-
2 10/9 巻十「内裏女房」「千手前」 -重衡と二人の女房-
3 10/23 巻十「維盛出家」「維盛入水」 -維盛の葛藤-
4 11/13 巻十一「逆櫓」「嗣信最期」 -義経を取り巻く従者-
5 11/27 巻十一「那須与一」「弓流」 -若武者達の戦い-
6 12/11 巻十一「先帝身投」「能登殿最期」 -波の底の都-
7 12/25 巻十一「副将被斬」「大臣殿被斬」 -断ちがたき恩愛の道-

《テキスト》 各自ご用意ください。(朝日カルチャーセンターでは取り扱っておりません)
大津雄一・平藤幸編『平家物語 覚一本 全』(武蔵野書院)2,000円+税



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日程
2020/9/25, 10/9, 10/23, 11/13, 11/27, 12/11, 12/25
曜日・時間
第2・4 金曜 13:00~14:30
回数
7回
受講料(税込)
会員 20,790円 
設備費(税込)
1,155円
持ち物など
テキスト:大津雄一・平藤幸編『平家物語 覚一本 全』(武蔵野書院) 2,000円+税
各自ご用意ください。(朝日カルチャーセンターでは取り扱っておりません。)
その他
(2019年10月期)開講。

講師詳細

伊藤 悦子(イトウ エツコ)
國學院大學大学院(文学研究科)満期退学。現在、博士論文執筆中。専攻は軍記物語を中心とした中世日本文学。特に軍記物語を題材とする絵画資料や伝承などの研究に取り組んでいる。屏風絵などの絵画資料の絵解きを専門とし、絵画資料から文学をひも解く新分野を開拓中。著書に『木曽義仲に出会う旅』(新典社)、『鍬形蕙斎画 近世職人尽絵詞 江戸の職人と風俗を読み解く』(共著、勉誠出版)