「百人一首」を味わう
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  • 辻 勝美(元日本大学教授)
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かるた競技としても親しまれてきた『百人一首』は、日本の代表的古典のひとつですが、天智天皇から順徳院まで、約600年間の和歌の集大成ともいえます。注釈書も室町時代から現代にいたるまで多く著わされ、またさまざまな「異種百人一首」や「もじり百人一首」が作られるなど、その影響力の大きさもよく知られています。今回の講座では、『百人一首』の成立や選歌をめぐる謎、主要な歌仙・秀歌選や王朝物語・説話との関連などをとりあげていきます。江戸時代の異種百人一首、浮世絵、かるたの文化なども含めて、その表現世界の魅力を読み味わってみましょう。(講師・記)                       

【各回のテーマ】
 1 『百人一首』の成立をめぐる謎――『百人秀歌』との関連
 2 『百人一首』と歌仙・秀歌選―― 選ばれなかった歌人たち
 3 『百人一首』と王朝物語Ⅰ――『源氏物語』を中心に
 4 『百人一首』と王朝物語Ⅱ―― 和歌説話を中心に
 5 異種百人一首の世界―― 『後撰百人一首』『武家百人一首』など
 6 もじり百人一首の世界―― 狂歌・川柳を中心に

*テーマは予定です。状況により、変更することがあります。

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み
日程
2022/7/11, 7/25, 8/8, 8/22, 9/12, 9/26
曜日・時間
第2・4 月曜 13:00~15:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
設備費(税込)
990円
持ち物など
※必要な資料は当日教室にて配布します。
その他
★8/22(月)はルミネ休館日ですが朝日カルチャーセンターは営業しています。世界堂側のエレベーターをご利用ください。

講師詳細

辻 勝美(ツジ カツミ)
1949年生まれ。1972年日本大学文理学部国文学科卒業。1977年日本大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。日本大学文理学部助手などを経て、2017年まで日本大学文理学部教授。専攻は、中世日本文学。和歌文学会会員。中世文学会会員。編著書に『新古今和歌集』(共著、1980年・有精堂)『長明方丈記抄・徒然草抄』(共著、1985年・新典社)、『松平文庫影印叢書』第11巻(共著、1997年・新典社)、『堀河院百首和歌』(共著、2002年・明治書院)、『建礼門院右京大夫集』(共著、2004年・勉誠出版)など。