相模国としての横浜の変遷 中世・近世日本と横浜
  • 教室開催

  • 粟船(あわふね)山常楽寺(現・鎌倉市大船)。執権北条泰時(義時の嫡男)ゆかりの古刹。
  • 曽根 勇二(元横浜市歴史博物館)
講師詳細

 武蔵・相模両国に跨がる現在の横浜市域は、鎌倉・小田原や江戸に近いこともあり、早くから様々な形での歴史が育まれてきました。その分市域には豊かな歴史が数多く残っています。

 今回は、「相模国としての横浜」というテーマをもって、中世から近世への市域の変遷を紹介します。対象の場所は、長尾台や笠間(いずれも栄区)の周辺、小田原北条氏の進出拠点となった玉縄城(鎌倉市)とその周辺(大船駅周辺)、戸塚(戸塚区)や岡津(泉区)辺りです。いずれも相模国に属し、鎌倉時代を偲ぶ文化財も多く、戦国大名の小田原北条氏の関東進出を支えた玉縄城、また岡津・戸塚の地などは、江戸時代になっても、地域住民の活動拠点となります。
 今回も、多方面から「変わる横浜の形」を提供します。単に市域の一部に関するものだけではなく、関東地方や日本の歴史に話しが及ぶこともあります。古文書・古記録(活字)や地図・絵図を用い、様々な実態を具体的に分かりやすく説明します。主に中世後期から江戸時代の市域を紹介することになります。 (講師・記)

<各回のテーマ>
第1回 政治都市鎌倉の出入口地 — 㹨(いたち)川ではなく、出で立ちの川? —
第2回 玉縄城の栄光とその後   — 上杉謙信・秀吉・家康の足跡 —
第3回 戸塚の人々の産業と信仰  — その後の玉縄城と街道の町 — 

※新聞には「横浜の変遷」の題で掲載しています

この講座は終了しました
日程
2022/7/25, 8/22, 9/26
曜日・時間
指定の 月曜 12:00~13:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,570円 一般 12,870円
設備費(税込)
495円
持ち物など
必要なレジュメは当日教室で配布します。
その他
★8/22(月)はルミネ休館日ですが朝日カルチャーセンターは営業しています。世界堂側のエレベーターをご利用ください。

講師詳細

曽根 勇二(ソネ ユウジ)
1954年静岡県生まれ。1979年東洋大学大学院文学研究科日本史学専攻修士課程修了。1989年東洋大学文学部史学科助手。1995年横浜市歴史博物館の開館時に学芸係長として勤務。その後、横浜都市発展記念館を定年退職。専攻は日本近世史。文学博士。著書は『国家と対外関係(新しい近世史2)』(新人物往来社)、『片桐且元』(吉川弘文館)、『近世国家の形成と戦争体制』(校倉書房)、『秀吉・家康政権の政治経済構造』(校倉書房)、『大坂の陣と豊臣秀頼(敗者の日本史)』(吉川弘文館)等。その他山本博文・堀新氏と多くの論文集や古文書集を出版。