2年で読み解く「平家物語」

  • 伊藤 悦子(中世文学研究会会員)
講師詳細

 『平家物語』は、平家一門の栄枯盛衰を通じて、貴族社会から武家社会へと移り変わる激動の時代を描いた軍記物語です。約2年・全48回の講座では、物語の流れに沿って原文を読み、権力の栄耀と暗闘・戦場の人間模様・女人達の悲哀・人の世の無常、それら全てを含みもった豊饒な世界の魅力に迫ります。『平家物語』の諸本や史料・絵画資料・伝承などを参照しながら、史実との関係、人物の描かれ方、合戦に関する知識などについてもわかりやすく解説します。日本が誇る一大叙事詩『平家物語』をぜひご一緒に味読しましょう。今期は巻一の祇園精舎から「俊寛之沙汰」 までを鑑賞します。(今期開講)

1 5/14 『平家物語』解説・巻一「祇園精舎」 -奢れる者久しからず-
2 5/28 巻一「殿上闇討」「鱸」 -平家一門の台頭-
3 6/11 巻一「祇王」 -清盛の悪行・遊女の生き様と往生-
4 6/25 巻一「鹿谷」「俊寛之沙汰」 -鹿ヶ谷の陰謀-

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お申し込み
日程
2021/5/14, 5/28, 6/11, 6/25
曜日・時間
第2・4 金曜 13:00~14:30
回数
4回
受講料(税込)
会員 11,880円 
設備費(税込)
660円
持ち物など
テキスト:大津雄一・平藤幸編『平家物語 覚一本 全』(武蔵野書院) 2,000円+税
各自ご用意ください。(朝日カルチャーセンターでは取り扱っておりません。)

講師詳細

伊藤 悦子(イトウ エツコ)
國學院大學大学院(文学研究科)満期退学。現在、博士論文執筆中。専攻は軍記物語を中心とした中世日本文学。特に軍記物語を題材とする絵画資料や伝承などの研究に取り組んでいる。屏風絵などの絵画資料の絵解きを専門とし、絵画資料から文学をひも解く新分野を開拓中。著書に『木曽義仲に出会う旅』(新典社)、『鍬形蕙斎画 近世職人尽絵詞 江戸の職人と風俗を読み解く』(共著、勉誠出版)