和歌文学を味わう 「伊勢物語」の世界

  • 辻 勝美(元日本大学教授)
講師詳細

『伊勢物語』は、和歌を中心とした短い章段の集合である「歌物語」の代表的な作品です。現存本の多くは、初冠の段に始まり、辞世の歌の125段で終わり、在原業平を思わせる「男」の一代記的な形をとっています。本講座では、二条后・東下り・伊勢斎宮・惟喬親王などの章段群の中から、とくに『古今集』にも業平の作として収載されている和歌を中心にとりあげ、この作品が長い時代にわたって多くの人々に愛され続けてきた魅力を探ってみることにします。伊勢物語絵巻や江戸時代の嵯峨本伊勢物語の挿絵なども参照しながら王朝物語の世界と和歌を味わってみましょう。(講師記)

① 春日の里での恋とみやび(初段ほか)
② 二条の后との恋(第4段ほか)
③ 東国へのさすらいの旅(第9段ほか)
④ 幼なじみの男女の愛(第23段ほか)
⑤ 別れた妻との再会(第60段ほか)
⑥ 伊勢斎宮との恋(第69段ほか)

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み
日程
2019/10/14, 10/28, 11/11, 11/25, 12/9, 12/23
曜日・時間
第2・4 月曜 13:00~15:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
持ち物など
※必要な資料は当日教室にて配布します。

講師詳細

辻 勝美(ツジ カツミ)
1949年生まれ。1972年日本大学文理学部国文学科卒業。1977年日本大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。日本大学文理学部助手などを経て、2017年まで日本大学文理学部教授。専攻は、中世日本文学。和歌文学会会員。中世文学会会員。編著書に『新古今和歌集』(共著、1980年・有精堂)『長明方丈記抄・徒然草抄』(共著、1985年・新典社)、『松平文庫影印叢書』第11巻(共著、1997年・新典社)、『堀河院百首和歌』(共著、2002年・明治書院)、『建礼門院右京大夫集』(共著、2004年・勉誠出版)など。