近代文学を読み直す 芥川龍之介「羅生門」

  • 小森 陽一(東京大学名誉教授)
講師詳細

高校の国語の教科書にも載っている芥川龍之介の『羅生門』(「帝国文学」、1915・11)は、最も広く読まれている近代小説の一つです。けれども「下人」の心理に重点がおかれ過ぎ、「平安朝の下人」をいう位置づけの「平安朝」は軽視されて来ました。あらためて、「平安朝」という時代の歴史的特質を、「太刀」を持つ「下人」と、「老婆」の間で交わされる言葉の中で、「検非違使」や「帯刀」に焦点をあてて精読します。(講師・記)

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お申し込み
日程
2021/4/12, 5/10, 6/14
曜日・時間
第2 月曜 15:30~17:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,910円 
設備費(税込)
495円
持ち物など
<テキスト> 各自ご用意ください。
芥川 竜之介『羅生門・鼻・芋粥・偸盗』岩波文庫、税別520 円
その他
※講師都合により日程が変更となる場合がございます。予めご了承ください。

講師詳細

小森 陽一(コモリ ヨウイチ)
1953年生まれ。北海道大学大学院文学研究科修了。成城大学文学部助教授、東京大学助教授・教授を経て現職。著書に『構造としての語り』(新曜社)、『読むための理論 文学・思想・批評』(世織書房)『知の技法』(共著・東京大学出版会)、『ことばの力・平和の力 近代日本文学と日本国憲法』(かもがわ出版)、『難民(思考のフロンティア)』(共著・岩波書店)。『戦後日本は戦争をしてきた』(共著・角川書店)、『理不尽社会に言葉の力を』『戦争への想像力』『生きさせる思想-記憶の解析・生存の肯定』(新日本出版社)、『天皇の玉音放送』(朝日新聞出版)、『漱石論 21世紀を生き延びるために』(岩波書店) 、『東アジア歴史認識論争のメタヒストリー』(共著・青弓社)、『壊れゆく世界と時代の課題』(共著・岩波書店)などがある。