巨大古墳で探る古代の日本 八角形墳天皇陵の展開と古墳の終焉
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  • 天智天皇陵古墳の現状
  • 木下 正史(東京学芸大学名誉教授)
講師詳細

7世紀中頃以降、天皇陵には八角形墳が採用された。これ以降、古墳の築造は急激に減少し、規模も小さくなった。こうした状況の中、天智天皇陵(御廟山古墳)は対辺間40m、天武・持統天皇合葬陵'野口王墓)は対辺間38mと、群を抜く規模を誇っている。最後の八角形墳である中尾山古墳は対辺間19,8mと小さくなり、その直後、古墳の築造は終焉する。八角形墳は日本で独自に生み出された墳形であるが、その採用の背景には、古代中国の政治思想の影響があった。高松塚・キトラ古墳の壁画に描かれた天文図・日月図・四神図と通じており、中央集権国家「日本国」を作り上げる思想とも関わるものであった。これら大古墳の特徴を探りつつ、八角形墳採用の歴史的意義について考えてみたい(講師記)。

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日程
2022/12/9
曜日・時間
金曜 15:30~18:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 5,940円 
設備費(税込)
165円
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その他
途中若干の休憩がはいります。

講師詳細

木下 正史(キノシタ マサシ)
1941年東京都生まれ。東京教育大学卒業。同大学院修士課程修了。日本考古学専攻。奈良国立文化財研究所、東京学芸大学教授を経て、現在、同大学名誉教授。主な著書に『古代日本を発掘する―飛鳥藤原の都―』『飛鳥・藤原の都を掘る』『藤原京』など。