道元禅の基礎と天童如浄の教え ―梅の華に師の面影を見る―
  • 教室開催

  • 石井 清純(駒澤大学教授)
講師詳細

 道元禅師は、中国天童山における如浄(1162-1226)との出会いによって自身の教えを確立しました。その「身心脱落」・「只管打坐」は、まさに如浄の教えそのものとして、『宝慶記』や、『正法眼蔵』「三昧王三昧」巻に語られています。また、その出会いの瞬間は、「面授」巻で詳細に語られているところです。
 このように、道元禅師の如浄への思いは、『正法眼蔵』の多くの巻に参見されます。その中でもとりわけ強く如浄への思いの示されているのが、「梅華」巻です。この巻は、如浄のおしえを、「梅の花」に托し、師の説法記録である『如浄録』から梅に因んだ言葉を引用することによって構成されているのです。
 この講座では、この「梅華」巻を読み進めますが、初回は、まさに道元禅の特徴が形作られる過程を示すものとして、如浄の言葉を『正法眼蔵』所巻から拾い出して紹介いたします。まさにそれは道元禅成立の過程といえるものとなると思います。(講師記)

申し訳ありませんが、この講座は満席です。キャンセル待ちをご希望の場合は、恐れ入りますが、当教室にお電話にてご連絡ください。

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日程
2021/10/27
曜日・時間
指定の 水曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
設備費(税込)
165円

講師詳細

石井 清純(イシイ キヨズミ)
1958年生まれ。駒澤大学仏教学部卒、駒澤大学仏教学部教授。2000年にはスタンフォード大学客員研究員を務めた。専門は道元禅の思想的研究。代表的な著書は、『禅問答入門(角川選書)』(角川学芸出版、2010年)、『道元 ―仏であるがゆえに坐す―』(佼成出版、2016年)など。