鎌倉時代の北条氏が勝ち抜いた戦乱と信仰 第2代北条義時
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  • 今井 雅晴(筑波大学名誉教授)
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 北条氏第2代義時は、陰謀好きの父時政とは異なり、慎重に考えて一挙に進む策謀家でした。奥州藤原氏との戦いには積極的に参加しました。十数年後、源実朝を第3代将軍に据えて間もなく、父を伊豆に追放し、北関東の雄の宇都宮頼綱も屈服させました。約十年後、相模国最強の三浦義村一族の有力者、和田義盛を滅しました。一方、義時は心の拠り所として鎌倉・大倉に薬師堂を建て、また伊豆国江間に北条寺を建てたといいます。やがて将軍実朝が暗殺されるという幕府にとっての危機も乗り越えました。その2年後、後後鳥羽上皇との戦いで姉政子とともに巧みに勝利し、日本の支配権を得ました。(講師記)

⑴ 7/7   奥州合戦─藤原氏百年の栄華を滅ぼす戦いに参加、多くの領地を得る。
⑵ 7/21  宇都宮頼綱の乱─父時政追放とその後の幕府内の勢力確立に成功する。
⑶ 8/4   和田義盛の乱─相模国最強の三浦氏を分断、侍所の別当だった義盛を討つ。
⑷ 8/18  北条寺と薬師堂を建立─伊豆・江間と鎌倉・大倉に心の拠り所を建立する。
⑸ 9/1   源実朝、暗殺─実朝は新しい東国の帝王を目指すも、理解されずに滅ぶ。
⑹ 9/15   承久の乱─後鳥羽上皇の意図を巧みに利用し、日本の支配権を手に入れる。 

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日程
2022/7/7, 7/21, 8/4, 8/18, 9/1, 9/15
曜日・時間
第1・3 木曜 13:00~14:30
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
設備費(税込)
990円
持ち物など
☆教室で配布資料があります。

講師詳細

今井 雅晴(イマイ マサハル)
1942年東京生まれ。東京教育大学大学院博士課程日本史学専攻修了。日本中世史・文化史専攻。文学博士。現在、筑波大学名誉教授。東国真宗研究所所長。著書に『中世を生きた日本人』『北条時政の願成就院創立』『日本文化の伝統とその心』『仏都鎌倉の一五〇年』『鎌倉時代に和歌に託した心・続』『鎌倉北条氏の女性たち』など多数。