ノアの箱舟とギルガメシュ叙事詩の謎

  • 「ノアの箱舟」に類似の物語を刻む粘土板(レプリカ)
  • 三津間 康幸(筑波大学助教)
講師詳細

『旧約聖書』の「創世記」にある「ノアの箱舟」の物語は、大洪水や箱舟の止まったアララト山、水が引いたことを確認するために放たれる鳩のイメージなどとともに、日本でもよく知られています。1872年、この箱舟の挿話によく似た物語が、大英博物館所蔵の粘土板に楔形文字で刻まれていることが発見されて一大センセーションを巻き起こしました。この物語を含む『ギルガメシュ叙事詩』の解読、研究が進められ、「ノアの箱舟」の物語と古代西アジアの諸文学との関係が議論されてきました。この講座では、「ノアの箱舟」の背景に横たわる様々な謎に、楔形文字資料を用いながら迫っていきます。(講師記)

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日程
2019/9/28
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,240円 一般 3,888円
持ち物など
★当日は受講券をお持ちください。

講師詳細

三津間 康幸(ミツマ ヤスユキ)
1977年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程修了。博士(学術)。日本学術振興会海外特別研究員(ロンドン大学SOAS)を経て、現在、筑波大学人文社会系助教。セレウコス朝史、パルティア史専攻。主要訳書に、ローズ・マリー・シェルドン著『ローマとパルティア:二大帝国の激突三百年史』(白水社、2013年)がある。