和歌に見る後鳥羽上皇とその周囲の人々の心 鎌倉幕府の成立と展開の中で
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  • 本覚寺 写真提供:鎌倉観光協会
  • 今井 雅晴(筑波大学名誉教授)
講師詳細

平安時代末期の平清盛全盛期から、鎌倉時代の幕府成立から後鳥羽上皇の院政という時代において、人々はいかに生きたのでしょうか。 本講座は主にその時期の天皇・貴族に注目し、彼らの和歌でその心を探ります。
最初は平清盛の娘で『平家物語』 の最後を飾った建礼門院徳子。次に強烈な帝王意識のもとに幕府を支配しようとして失敗した後鳥羽上皇。その上皇の下で『新古今和歌集』 をまとめた藤原定家。北条義時の婿の妹で、上皇に詠歌で大変期待されながら若くして亡くなった後鳥羽院宮内卿。東国の帝王を目指し、しかし暗殺されてしまった将軍源実朝。最後に父後鳥羽と政治信条は異なりながら親孝行、子孫繁栄に至った土御門上皇について見ていきます。(講師記)       
<カリキュラム>
1 1/6  建礼門院─平清盛の娘で、息子の安徳天皇は壇ノ浦に沈みました。
2  1/20  後鳥羽上皇─詠歌に優れていましたが、しかし政治上、失敗しました。
3  2/3  藤原定家─後鳥羽上皇の強い指導のもと、『新古今和歌集』をまとめました。
4   2/17 後鳥羽院宮内卿─上皇に和歌で高く評価された女性。詠歌に励みすぎ病没。
5  3/3  源実朝─上皇を手本に東国の帝王を目指しましたが、甥に暗殺されました。
6  3/17 土御門上皇─父後鳥羽の幕府追討に反対、しかし幕府に頼み流されました。

画像:本覚寺 写真提供:鎌倉観光協会

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この講座は終了しました
日程
2022/1/6, 1/20, 2/3, 2/17, 3/3, 3/17
曜日・時間
第1・3 木曜 13:00~14:30
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
設備費(税込)
990円
持ち物など
☆教室で配布資料があります。

講師詳細

今井 雅晴(イマイ マサハル)
1942年東京生まれ。東京教育大学大学院博士課程日本史学専攻修了。日本中世史・文化史専攻。文学博士。現在、筑波大学名誉教授。東国真宗研究所所長。著書に『中世を生きた日本人』『北条時政の願成就院創立』『日本文化の伝統とその心』『仏都鎌倉の一五〇年』『鎌倉時代に和歌に託した心・続』『鎌倉北条氏の女性たち』など多数。