プラトン「パイドン」を読む

  • 納富 信留(東京大学教授)
講師詳細

 古代ギリシアの哲学者ソクラテスは、紀元前399年に不敬神の罪で死刑になりますが、その後、弟子プラトンは、牢獄での最期の1日の対話を「パイドン」という対話篇に著します。そこでソクラテスは、「魂は不死である」という言論を展開し、集まった仲間たちとその是非をめぐって議論を交わします。イデア論や想起説などの考えが提示され、「私とは一体何か」「生きるとはどういうことか」が考察されます。本講座では、毒杯を仰ぐ場面で有名なこの古典作品を、背景や論理を中心に、じっくりと読み解いていきます。

※初めて学ばれる方の参加も歓迎です。
※2019年10月期より3期で読み終える予定です。今期は2期目です。(変更の場合あり)



この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み
日程
2020/1/7, 2/4, 3/3
曜日・時間
火曜 19:00~20:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,910円 
持ち物など
〈テキスト〉プラトン 『パイドン──魂について』(納富信留 訳、光文社古典新訳文庫)
※各自お求めください。(本体920円+税)

講師詳細

納富 信留(ノウトミ ノブル)
1965年東京生まれ。90年東京大学大学院文学研究科修士課程修了、95年ケンブリッジ大学古典学部Ph.D.取得。九州大学助教授、慶應義塾大学文学部准教授、同教授を経て、現職。著書に『ソフィストと哲学者の間』(名古屋大学出版会)、『プラトン』(NHK出版)、『哲学の誕生』(ちくま学芸文庫)、『ソフィストとは誰か?』(ちくま学芸文庫、サントリー学芸賞)、『プラトン 理想国の現在』(慶應義塾大学出版会)、『プラトンとの哲学』(岩波新書)、訳書にプラトン『ソクラテスの弁明』(光文社古典新訳文庫)などがある。