リスト:「巡礼の年 第3年」

  • ©菊池正和
  • イリーナ メジューエワ(ピアニスト)
  • 広瀬 大介(青山学院大学教授)
講師詳細

 《巡礼の年》は、リストの20代から60代までの作品を集めたピアノ独奏曲集で、《第1年:スイス》《第2年:イタリア》《同補遺:ヴェネツィアとナポリ》《第3年》の4集から成っています。
晩年の作品である《第3年》は全7曲、中でもとりわけ有名な〈エステ荘の噴水〉は、後年のドビュッシーやラヴェルに大きな影響を与えました。
 「リストの作品の様式は、晩年に大きく変化します。それまでのヴォルトゥオーゾ的で華やかなスタイルとは大きく異なり、アンチ・ヴィルトゥオーゾともいうべきスタイルで、現実から離れて、精神的・宗教的な思索が深まります。リスト晩年の独特で透明な世界を味わっていただきたいと思います。」(イリーナ・メジューエワ)

お申し込み
日程
2020/1/18
曜日・時間
土曜 16:00~17:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,960円 一般 4,620円
その他
<整理券のご案内>
当日、14:00より受付にて配布いたします。 ※必ず受講券をお持ちください。
開場時間は当日、受付にてお伝えいたします。
途中休憩が入ります。

講師詳細

イリーナ メジューエワ(イリーナ メジューエワ)
ロシア出身。モスクワのグネーシン特別音楽学校および同音楽大学卒業。1992年、第4回E・フリプセ国際コンクール(オランダ)で優勝。1997年からは日本を本拠地として活動。日本国内各地でのリサイタル、CD録音などで幅広く活躍中。2006年度青山音楽賞。2015年、第27回ミュージック・ペンクラブ音楽賞(クラシック部門、独奏・独唱部門賞)。著書に『ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ』(講談社現代新書、2017年)
広瀬 大介(ヒロセ ダイスケ)
1973年生まれ。青山学院大学教授。日本リヒャルト・シュトラウス協会常務理事・事務局長。著書に『帝国のオペラ』(河出書房新社、2016年)、『リヒャルト・シュトラウス 自画像としてのオペラ』(アルテスパブリッシング、2009年)等。「レコード芸術」誌等への評論のほか、NHKラジオへの出演や、演奏会曲目解説、オペラ公演・DVDの字幕制作、CDライナーノーツ等への寄稿多数。