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日本仏教の歴史と思想
「八宗綱要」を読む
- 教室開催
- 吉村 誠(駒澤大学教授)
『八宗綱要』は鎌倉時代の凝然(1240-1321)が著した仏教概論です。本書は、まず仏教の大要と歴史を略述し、つぎに奈良・平安の八宗(倶舎宗・成実宗・律宗・法相宗・三論宗・天台宗・華厳宗・真言宗)を概説、最後に鎌倉の二宗(禅宗・浄土宗)を紹介しています。各宗の教理を要領よくまとめていることから、古来仏教の入門書として宗派を問わず読まれてきました。この講座では、本文をていねいに読み解き、内容を分かりやすく解説します。仏教をはじめて学ぶ方にも最適の講座です。(講師・記)
※2022年4月開講。各回テーマがありますので、途中受講歓迎です。
【各回のテーマ】
10/20:法相宗―唯識思想の成立と伝播
11/17:法相宗―唯識思想①
12/15:法相宗―唯識思想②
*各回テーマは予定です。状況により、変更することもあります。予めご了承ください。
この講座は終了しました
注意事項
■毎回、プリントを配布する予定です。
- 日程
- 2022/10/20, 11/17, 12/15
- 曜日・時間
- 木曜 13:30~15:00
- 回数
- 3回
- 受講料(税込)
- 会員 8,910円
- 設備費(税込)
- 495円
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講師詳細
- 吉村 誠(ヨシムラ マコト)
- 1969年東京都生まれ。早稲田大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。現在、駒澤大学教授。著書に『中国唯識思想史研究―玄奘と唯識学派―』(大蔵出版、2013年)、訳書に『続高僧伝Ⅰ』(大蔵出版、2012年)、主な論文に「玄奘の求法と伝法―唯識思想を中心に―」(『玄奘三蔵―新たなる玄奘像を求めて―』、勉誠出版、2021年)などがある。