足利氏と足利尊氏

  • 鑁阿寺(足利氏邸宅跡)
  • 木村 茂光(東京学芸大学名誉教授)
講師詳細

中世後期、日本の政治をリードしたのが室町幕府を創設した足利氏であることはいうまでもない。しかし、足利尊氏から始まる室町時代の足利氏については教科書などで詳しく叙述されているが、尊氏以前の足利氏についてはあまり知られていない。
足利氏は、平安時代末期、相模国の源義朝や上野国の新田氏と並んで、下野国足利荘に本拠をもった東国源氏の有力な一族であり、鎌倉幕府を創設した源頼朝とも覇権を争える地位にあった武士団であった。
講座では、7月から開講する講座「南北朝・室町時代史」の導入として、その以前の足利氏――足利氏の成立と鎌倉時代の足利氏、そして足利尊氏の鎌倉幕府内に占めていた位置――などについて講義したいと考えている。
(講師・記)                                  

お申し込み
日程
2021/6/29
曜日・時間
火曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
設備費(税込)
165円

講師詳細

木村 茂光(キムラ シゲミツ)
1946年生まれ、大阪市立大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、東京学芸大学名誉教授。専門は日本中世史、前近代農業史。主な著書・編著に、『日本古代中世畠作史の研究』(校倉書房)、『ハタケと日本人』(中公新書)、『「国風文化」の時代』(青木書店)、『初期鎌倉政権の政治史』(同成社)、『日本初期中世社会の研究』(校倉書房)、『日本中世百姓成立史論』(吉川弘文館)、『中世社会の成り立ち』(吉川弘文館)など、新著に『頼朝と街道-鎌倉政権の東国支配-』(吉川弘文館)、『歴史から読む『土佐日記』(編著、東京堂出版)がある。