三国志 曹操の兵法

  • 渡邉 義浩(早稲田大学教授)
講師詳細

三国志展の中心となる曹操高陵に埋葬された曹操は、崩壊した漢の政治制度を変革する政治家であり、自らの志を詩に歌う文学者であり、そして何よりも『孫子』に注をつけた兵法家でした。曹操は、自らの兵法研究成果を『兵書接要』に著し、それを諸将に配布して共有したうえで、軍令を逐一発布して統一的な軍事行動を統括しました。曹操軍が、曹操無しでも強力であった理由です。
講座では、『孫子』に対する曹操を注の特徴を示したうえで、断片的に残る曹操の軍令などから、曹操が展開した兵法についてお話します。(講師・記)             
       
※必要なレジュメは当日教室にて配布します。


【展覧会のご案内】
日中文化交流協定締結40周年記念 特別展「三国志」
会期:2019年7月9日(火)~9月16日(月・祝)
休館日:月曜、7月16日(火) ※ただし7月15日、8月12日、9月16日は開館
会場:東京国立博物館平成館(上野公園)
https://sangokushi2019.exhibit.jp/





この講座は終了しました
日程
2019/7/11
曜日・時間
木曜 11:00~12:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,240円 一般 3,888円
持ち物など
※必要なレジュメ等は当日教室にて配布します。

講師詳細

渡邉 義浩(ワタナベ ヨシヒロ)
1962年東京都生まれ。文学博士。92年より北海道教育大学専任講師、96年より大東文化大学文学部中国文学科専任講師、04年より教授を経て、13年4月より早稲田大学文学学術院教授。著書に、「全譯後漢書」(汲古書院)、「図解雑学・三国志」「図解雑学・諸葛孔明」(ナツメ社)、「三国志の舞台」(山川出版社)、「三国政権の構造と『名士』」(汲古書院)、「曹操墓の真相」(国書刊行会、共著)、「関羽:神になった『三国志』の英雄」(筑摩選書)、「魏志倭人伝の謎を解く―三国志から見る邪馬台国」(中公新書)、「『三国志』の政治と思想 史実の英雄たち」(講談社)、「十八史略で読む『三国志』」(漢文ライブラリー、朝倉書店)ほか多数。02年東方学会賞受賞、17年大隈記念学術褒章受賞。