巨大古墳で探る古代の日本 今城塚古墳と継体天皇
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  • 今城塚古墳出土の王宮建物
  • 木下 正史(東京学芸大学名誉教授)
講師詳細

5世紀末以降、前方後円墳は急激に小型化する。6世紀では、200m級の古墳はわずか2基のみとなった。一つが大阪府高槻市にある今城塚古墳である。宮内庁は、大阪府茨木市の太田茶臼山古墳を継体天皇「三嶋藍野陵」に治定するが、近年の発掘によって今城塚古墳こそ真の継体天皇陵と確定した。6世紀初め、ヤマト王権の権威は著しく弱体化する。武烈 天皇には後継者がなく、皇統断絶の危機に陥る。武烈没後、大伴金村らに擁立されて、越前から応神天皇五世の孫とされる男迹王(オオトオウ)が迎えられ、507年に樟葉(クズハ)宮で、継体天皇として即位する。新王統の誕生である。今城塚古墳の具体像を探りつつ、継体天皇の政治、朝鮮半島諸国との外交、王権の基盤、地方支配などについて考える。(講師記)


画像:今城塚古墳出土の王宮建物

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日程
2021/11/26
曜日・時間
金曜 13:00~16:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 5,940円 
設備費(税込)
165円
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その他
途中若干の休憩がはいります。

講師詳細

木下 正史(キノシタ マサシ)
1941年東京都生まれ。東京教育大学卒業。同大学院修士課程修了。日本考古学専攻。奈良国立文化財研究所、東京学芸大学教授を経て、現在、同大学名誉教授。主な著書に『古代日本を発掘する―飛鳥藤原の都―』『飛鳥・藤原の都を掘る』『藤原京』など。