被支配圏の世界史 アジア・アフリカ植民地と独立
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  • 木畑 洋一(東京大学名誉教授)
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 近現代、とくに19世紀後半からの帝国主義の時代において、世界は、支配する地域と支配される地域に大きく分かれた。植民地支配が世界に広がったのである。この講座では、まず、支配された地域がどのように植民地化されていき、どのような変化を強いられていったか、またその位置から脱するためにいかなる思想や運動が生まれていったのかということを検討する。さらに、植民地独立の過程(脱植民地化)と、独立した国々がもった新たな力に触れた上で、それらの国々が現在なお抱えている困難について歴史的な分析を試みてみたい。

<今期のテーマ予定>
1. 被支配圏の世界史とは?
2. 帝国主義世界体制の成立:植民地戦争、抵抗と植民地化
3. 植民地支配の様相 ―西欧植民地の場合:インド、アルジェリア、コンゴなど
4. 植民地支配の様相 ―日本植民地の場合:台湾、朝鮮
5. 民族解放の思想と運動
6. 被支配圏の連帯:アイルランドとインド、パン・アフリカニズム、被抑圧諸民族会議


全テーマ予定 ※あくまで予定です。変更の場合があります。

2021年4~9月
1)被支配圏の世界史とは?
2)帝国主義世界体制の成立:植民地戦争、抵抗と植民地化
3)植民地支配の様相―西欧植民地の場合:インド、アルジェリア、コンゴなど
4)植民地支配の様相―日本植民地の場合:台湾、朝鮮
5)民族解放の思想と運動
6)被支配圏の連帯:アイルランドとインド、パン・アフリカニズム、被抑圧諸民族会議

2021年10月~2022年3月
7)二つの世界大戦と被支配圏
8)脱植民地化過程の様相―西欧植民地の場合:インド、アルジェリア、コンゴなど
9)敗戦による支配の終焉とその余波―日本植民地の場合:台湾、朝鮮
10)植民地から「第三世界」へ:バンドン会議、非同盟運動
11)グローバリゼーションとグローバル・サウス
12)現在の世界と植民地主義残存の諸相


※新聞には「被支配圏世界史」のタイトルで掲載しました

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この講座は終了しました
日程
2021/4/27, 5/25, 6/22, 7/27, 8/24, 9/28
曜日・時間
指定の 火曜 10:30~12:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
設備費(税込)
990円
持ち物など
※テキスト指定はありません。必要な資料は当日教室にて配布します。
その他
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講師詳細

木畑 洋一(キバタ ヨウイチ)
1946年岡山県生まれ。1970年東京大学教養学部卒業。東京大学教養学部教授、東京大学大学院総合文化研究科教授、成城大学教授を経て現在。専攻はイギリス帝国史、国際関係史、国際関係論。著書に『イギリス帝国と帝国主義―比較と関係の視座』(有志舎)、『第二次世界大戦―現代世界への転換点』(吉川弘文館)、『帝国のたそがれ―冷戦下のイギリスとアジア』(東京大学出版会)、『東アジア近現代通史―19世紀から現代まで』(岩波現代全書・共著)、『二十世紀の歴史』(岩波新書)、『チャーチル―イギリス帝国と歩んだ男 (世界史リブレット人)』(山川出版社)、『帝国航路を往く』(岩波書店)などがある。