朝鮮王朝の歴史  光海君の時代

  • 景福宮慶会楼
  • 六反田 豊(東京大学教授)
講師詳細

 朝鮮王朝は、1392年から1910年まで500年以上にわたって朝鮮半島を支配しました。この講座では、朝鮮王朝時代の政治・経済・社会や対外関係などについて体系的に理解できるよう、時系列に沿って解説していきます。

 今期は、光海君(在位1608~23)の治世期間を取り上げます。宣祖の庶子であった光海君は、壬辰倭乱の最中に王世子に指名され、厳しい戦況の中、父王とともに国難に対処しました。戦後は復興に努め、即位後には大同法と呼ばれる財政改革に踏み出したほか、朱子学の振興や書籍の刊行など文化事業にも尽力し、また後金の擡頭という国際情勢の変動に対応して巧みな外交を展開したとされます。その一方で不安定な権力基盤を固めるべく反対勢力の粛清を繰り返しましたが、仁祖を擁立した西人派により王位を追われました。そのような波乱に満ちた光海君の生涯を振り返ってみることにしましょう。 (講師・記)

※2015年7月開講、時代を追って進めています。途中からの受講も歓迎です。

<各回のテーマ>
第1回 光海君の即位と治世概観
第2回 反対勢力の粛清
第3回 対明・対後金外交と廃位




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お申し込み
日程
2019/10/22, 12/10, 12/24
曜日・時間
火曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,910円 
持ち物など
※必要なレジュメは当日教室にて配布します。
※2015年7月開講、時代を追って進めています。途中からの受講も歓迎です。

講師詳細

六反田 豊(ロクタンダ ユタカ)
1962年生まれ。九州大学文学部史学科卒業、同大大学院文学研究科博士課程中退。
九州大学助教授、東京大学准教授などを経て、現職。専門は朝鮮中世・近世史。NHK教育テレビ高校講座世界史講師も務める。
著書に『朝鮮王朝の国家と財政』(山川出版社)、『悪の歴史(東アジア編下、南・東南アジア編)』(共著、清水書院)、『日本と朝鮮 比較・交流史入門』(共編著、明石書店)、訳書に李泰鎮『朝鮮王朝社会と儒教』(法政大学出版局)、などがある。