道元「正法眼蔵」を読む 「梅華」巻
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  • 石井 清純(駒澤大学教授)
講師詳細

 道元禅師は、梅の花に対して特別な思い入れを持っています。「雪裏の梅花(雪の中に咲く梅の花)」を、教えの象徴として捉えるのですが、それは、中国で道元禅師を導いてくれた天童如浄(1162-1226)が、多くの梅に因んだ言葉を残していることに依ります。
『正法眼蔵』「梅華」巻は、その如浄が詠んだ梅の詩から始まります。そこに引かれる言葉は、すべて、師匠の説法の記録である『如浄録』によっています。亡き師の面影を偲びながら、梅の花を,仏法を具体的に表現したものとして捉えてゆくものです。
 この講座では、この「梅華」巻を読み進めていきます。初回は、道元禅の根幹となる思想が如浄によってもたらされたものであることを示す説示を『正法眼蔵』から拾い出して紹介いたします。その後に、「梅華」巻本文を読み進めます。道元禅師が,なぜここまで梅を愛したのか、道元禅の特徴が形作られる過程とともに味わっていければと思います。(講師記)

1. 道元禅の基礎と天童如浄の教え ―梅の華に師の面影を見る―
2. 「梅華」巻を読む(1) ―雪の中の一枝の梅―
3. 「梅華」巻を読む(2) ―梅華と禅の五葉の花―
4. 「梅華」巻を読む(3) ―元日の梅の花―
5. 「梅華」巻を読む(4) ―賓頭盧尊者の食事会―
6. 「梅華」巻を読む(5) ―その他の祖師の梅の詩―

初回のみの受講も可能です。
「道元禅の基礎と天童如浄の教え」の講座ページからお申込みください。

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み
日程
2021/10/27, 11/24, 12/22, 1/26, 2/23, 3/23
曜日・時間
指定の 水曜 10:30~12:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
設備費(税込)
990円

講師詳細

石井 清純(イシイ キヨズミ)
1958年生まれ。駒澤大学仏教学部卒、駒澤大学仏教学部教授。2000年にはスタンフォード大学客員研究員を務めた。専門は道元禅の思想的研究。代表的な著書は、『禅問答入門(角川選書)』(角川学芸出版、2010年)、『道元 ―仏であるがゆえに坐す―』(佼成出版、2016年)など。