六歌仙と和歌の歴史Ⅲ 小野小町

  • 渡部 泰明(東京大学教授)
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 六歌仙といえば、紀貫之ら『古今和歌集』の撰者たちが敬意を払った、六人の先輩歌人のことです。僧正遍昭・在原業平・小野小町・喜撰法師・大友黒主・文屋康秀がそれにあたります。しかし前半の三名と後半の三名とでは、和歌史の上での重みがかなり違っています。喜撰・黒主・康秀は、残された和歌も些少な数にとどまっています。本シリーズでは、遍昭・業平・小町の三名を取り上げ、それぞれどのような和歌を詠んだのか、その特色はどういうところにあるかを、考えてみたいと思います。それは、『万葉集』から『古今和歌集』へと和歌の歴史が大きく変わってゆく、その変化の理由を考えることになりそうです。3回目の今期は小野小町を中心にお話しします。(講師記)

※必要な資料は当日教室にて配布します。

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日程
2019/12/24
曜日・時間
火曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,960円
持ち物など
※必要な資料は当日教室にて配布します。

講師詳細

渡部 泰明(ワタナベ ヤスアキ)
1957年東京生まれ。東京大学文学部卒。同大学院から、東京大学文学部助手、フェリス女学院大学文学部助教授、上智大学助教授を経て、現在、東京大学文学部教授。専攻は、和歌文学、中世文学。著書に、『中世和歌の生成』(若草書房)、『和歌とは何か』(岩波新書)、『秘儀としての和歌』(編著・有精堂)、『<うた>をよむー三十一字の詩学』(共著・三省堂)、『和歌の力』(編著・岩波書店)など。