「今昔物語集」の笑い  人は何を笑い、なぜ笑うのか

  • 福富草紙
  • 小峯 和明(立教大学名誉教授)
講師詳細

『今昔物語集』は、いつ、誰が、何のために作ったのか、不明なままで、しかも未完成に終わった大作です。今も多くの謎に包まれていますが、その世界は人間の生きる、あらゆる生態をあますところなく描いており、興味はつきません。この講座では、笑いをテーマにした『今昔物語集』の巻28を中心に、滑稽な説話の数々を読み解いていきたいと思います。人は何を笑うのか、何故笑うのか、それもまた『今昔物語集』の追究すべき重要な課題であったようです。笑いや滑稽を軸にした説話の面白さや魅力を存分に味わっていただければと思います。(講師・記)

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

この講座は終了しました
日程
2019/7/4, 8/1, 9/5
曜日・時間
木曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,748円 
持ち物など
参考テキスト
『今昔物語集 本朝部 下』岩波文庫・黄19-4 岩波書店 1,000円(税抜)
ご希望の方のみ各自でご購入ください。

講師詳細

小峯 和明(コミネ カズアキ)
1947年静岡県生まれ。早稲田大学文学部卒業。同・大学院修了。文学博士。立教大学教授を経て、現在、立教大学名誉教授。主著:『今昔物語集の形成と構造』(笠間書院)、『今昔物語集の世界』(岩波書店ジュニア新書)、『説話の森』(岩波書店現代文庫)、『説話の声』(新曜社)、『説話の言説』(森話社)、『中世説話の世界を読む』(岩波書店セミナーブックス)、編著『今昔物語集を学ぶ人のために』(世界思想社)、『今昔物語集・宇治拾遺物語』(新潮社古典文学アルバム)、『院政期文学論』(笠間書院)、『中世日本の予言書』(岩波新書)ほか。