ヨーロッパ・ビザンツ・イスラーム 歴史の三重奏
  • 教室開催

  • サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂(旧教皇庁)
  • 倉橋 良伸(電気通信大学講師)
講師詳細

ローマ教皇の正式称号(ポンティフェクス・マクシムス)が、本来はローマ皇帝の肩書の一つである最高神祇官を意味していたことは、よく知られるかもしれません。古代末期に東ローマ皇帝の後ろ盾を失った教皇は、フランク王国を新たな庇護者とすることで、西欧における教勢の拡大に成功し、遂にカールに西ローマ皇帝位を授けるまでに至ります。
 ところが、皇帝を代表とする有力者たちは私設教会を有しているのが普通であり、司教の叙任権も教皇が統制できない状況でした。聖職者の側も寄進による蓄財で裕福となることで規律が緩み、聖職売買(シモニア)などに対する自浄作用も働かない有り様でした。
 しかし、これでは指導者として聖地奪回のための大号令を全西欧にかけることは出来ません。古代末期から中世初期に至る盛衰を見ていくことにしましょう。 (講師記)

 回  日 程           テーマ
 1  10/6   ローマ教皇とは 使徒ペテロの後継者
 2  10/20   キリスト教の公認と国教化 同床異夢
 3  11/3   西ローマ帝国の崩壊 荒波に翻弄される教皇
 4  11/17   東ローマ帝国からの自立 教皇と皇帝の相克
 5  12/1   フランク王国との提携 カール大帝の擁立
 6  12/15   教皇権の一時的な失墜 中世の人々と教会

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残席わずか
日程
2021/10/6, 10/20, 11/3, 11/17, 12/1, 12/15
曜日・時間
第1・3・5 水曜 10:30~12:15
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
設備費(税込)
990円
その他
★授業は12時半ごろまで延長します。 
★教室を変更することがございますので、各日掲示板でご確認ください。

講師詳細

倉橋 良伸(クラハシ ヨシノブ)
1962年生まれ。上智大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程単位取得。専攻は、後期ローマ・初期ビザンツ帝国史。著書に『地中海世界史Ⅰ 古代地中海世界の統一と変容』、『歴史学の現在5 再生する終末思想』(以上共著・青木書店)、『古代地中海世界 古代ギリシア・ローマ史論集』(共著・清水弘文堂)、『彷徨-西洋中世世界』(共著・南窓社)、『躍動する古代ローマ世界』(編著・理想社)など。