紫式部の挑戦状

  • 今井 上(専修大学教授)
講師詳細

 今から一千年も前のこと。紫式部は、いったい何を思って『源氏物語』を描きはじめたのでしょう?
 彼女はそれまでの文学のどこに満足できなくて、どんな問題にあらたに「挑戦」しようとして、『源氏物語』の執筆をこころざしたのでしょう?
 この大切な問題を、『源氏物語』の本文を、受講生の皆さんと一緒に読み解きながら考えてみたいと思います。
 『源氏物語』という作品は、紫式部が私たち読者に対してのこしてくれた、壮大なスケールの「挑戦状」だと思います。具体的には若紫巻の斬新さについて取り上げながら、『源氏物語』にふれたことのない方にも、わかりやすく解説していきます。(講師記)

<参考書>藤原克己監修・今井 上編「はじめて読む源氏物語」
(花鳥社、2020年1月刊行、定価1800円+税)
ご希望の方に開講日に販売いたします。

お申し込み
日程
2020/3/14
曜日・時間
土曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,960円
その他
冬の講座案内に掲載されていない講座です。

講師詳細

今井 上(イマイ タカシ)
1973年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。東洋大学准教授、専修大学准教授を経て、現在同大学教授。専門は王朝文学と『源氏物語』。著書に『源氏物語 表現の理路』(笠間書院、2008)、『大学生のための文学トレーニング 古典編』(三省堂、2013年)。